快賊日記「funnyface」

2003年10月22日(水) 奇跡の脈動

これから寒い冬が来る。
寒くて凍えそうな時に一番欲しい物は何だろう。
暖かい家。飢えを知る人間はその前に温かい食事か。
何も与えられる事もなく、まして与えるものもない
人間が、一番に望む事はなんだろう?
いつか土に還っていく最大のエコロジーを果たす前、
僕らはきっとこの世で、この心で、夢を見たいんだ。
与えられたのものが命なら、削られ与えていくものも
また命。それだけのものを大事に守りながら
一番の望みはただ必死に生きる事。
生きる為に全てを望む。涙を流し、恐怖と闘い
今日も生きる為だけにただ、全てを望む。
それが生きる証のように。生きてる実感が欲ならば
いくらでも強欲に求めよう。命があるかぎり生きたいんだ。
ただそれだけなんだ。だから望む。寒くて凍えそうにな時に
暖かい光をただ望む。それが生きてる全て。
それを見つけられることが何よりの奇跡。
この世は奇跡に満ちている。
生きる事をやめなければ、永遠に。


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