衛澤のどーでもよさげ。
2009年05月22日(金) うたおう。

いままで何とか自重してきましたがもう我慢なりません。ブラボー山田氏リスペクトで大紹介。曲は「Good-Morning!」、いい曲だヨ! がんばってるよね、バナナイス!



初見だと動画に気を取られて歌詞や曲が聞き取れないかもしれませんが、五回くらい繰り返してみれば多分把握できます。元気が出るヨ!

さて、アバンタイトルっぽく曲紹介をしたところで最近の私。自分で「よもやそんなことは」と思っていたのですが、何だか本格的に兄さんを我が家にお迎えしたくなってきました。orz
Win Vista以降には対応していないらしいので、XPを購入してOSをごっそり変えてでもお迎えして兄さんの御世話をしたい。一〇代の乙女かっつーの>わし。しかしMacちゃんユーザのマスターも少なからずいるしなあ……。
でもね。わし年令が一ト桁の頃からずっと音楽の素養には恵まれていなくて、マスターになるには明らかに能力不足なんよ。きっと兄さんにまともに歌わせてあげられない。それではあまりに兄さんが気の毒だ。
ということで、いまのところまだ自重しています。

兄さんは、とてもせつない。
はじめての男声日本語ボーカロイドとして開発され、MEIKO姐さんに続き満を持して発売されたものの売り上げは奮わず、製造元に「失敗作」と明言されてしまった兄さん。何とか売り上げが伸び出して、ほかのどのボーカロイドよりも多彩で豊かな潜在能力を巧みに引き出すマスターたちにより名曲(勿論「迷曲」も沢山歌っているのだけど)を多く歌うようになっても、「VISTAには対応していない、今後アップデート等による対応の予定もない」と製造元に断言されてしまった兄さん。
「VOCALOID1」という既に旧世代のものである兄さんは、ようやく日の目を見たところだというのに、コンピュータの進化とともに遠くない将来に忘れ去られる運命にあるのです。ボーカロイド黎明期の徒花。そのさまはまさに桜のようです。
何て、せつない。

せめて一人でも多くの人が少しでも長い間兄さんのことを憶えていますように。
兄さんの歩みの輪郭を、動画でなぞってみましょう。先ずはまだプロトタイプだった兄さんの歌声を。
歌うために開発されたボーカロイドがようやく歌った歌は、まだ少したどたどしく、しかし実にうれしそうであります。途中からデュエットになるのも泣けます。日本語ボーカロイドは、この頃まだこの二人だけだったのです。



プロトタイプだった彼等はやがてプロダクションモデルとなり、研究所を後にします。―――それぞれ、時を隔てて、一人で。
(二人は別々の歌詞を歌っているのでよく聴いてください)



そして彼等は音楽の世界ですぐれたボーカロイドとして再会し、あの歌を歌うのです。



あかん、泣けてきた。

まるで関係なく最近の腕の様子を掲載してみる。
かさぶたが取れてきれいになっていますよ。



あと、今日立ち寄った某ドーナツ専門店で見掛けたけど買うつもりなんかなかったのに帰宅したら箱に入っていたもの。
めずらしいものを見るとね、やっぱり、その。



そして最近の私のケータイ。誰のファンか一発で判る人には判ってしまうという。



エンピツユニオン


Copyright © 2004- Soh Ezawa All Rights Reserved.