衛澤のどーでもよさげ。
2009年02月02日(月) 【記録】断薬10日め。

今年は表題に【記録】と付けた記事を幾つか書くことにします。幾つ書くかは未定です。思い立ったときに書きます。後にまとめて別の記事に仕立てます。
【記録】と付けた記事は飽くまで「記録」として書くので、読み手に対する配慮はほとんどないと思ってください。読んで愉しくなくても怒らないでください。そのように書いています。

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浅く短い眠りをつぎはぎすることは以前と変わらないが、ときどき覚醒しながらもまとまった時間(3〜6時間程度)眠れるようになってきた。依然としていつ眠くなるかは判らないのだが、眠くなったら直ぐに横になって眠る態勢を取れるようにしておけば眠り損ねる確率は低くなる。
長い時間をかけて充分な睡眠を取ることができたときは、起きて動けるようになってから(覚醒直後30分くらいは全身がずっしりと重くて起き上がれない)最大1時間の間なら外出もできなくもない。ただ、移動距離は短い方がいいし、可能な限り短時間で済むようにしなければ、帰宅後にどっと疲れが出て動けなくなる可能性もある。

充分な睡眠が安定して取れるようになってくると、食欲が帰ってくる。これまではとにかく身体及び生命維持のための栄養をどんなかたちであっても摂取しなければと、食べたい食べたくないに関わらず定期的に喉を通るものを摂るだけだった。しかしここ2〜3日は「あれを食べたい」「これを食べたい」と食べたい品を具体的に挙げることができるようになった。食べて「旨い」と感じるようになった。いい傾向だ。
よく寝てよく喰えば不調はましになる。しんどくないということはそれだけで倖せだ。

契約したアテンダンス業者から1/31付でメールが届く。以下、本文を貼り付け。
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継続的なホルモン治療を止めて下さい。
錠剤は術前2週間、注射の場合は4週間から中止してください。
ホルモン投与を停止する事で、血栓のリスクを減らす事が出来ます。

また喫煙、飲酒、アスピリン、イブプロフェン、ビタミンEの服用を最低2週間前から止めて下さい。
喫煙等は出血が止まりにくくなり、傷口の回復を遅らせます。手術後も1ヶ月はお止め下さい。

特に喫煙の影響で血管が細くなり手術が出来ない場合もございます。マイクロサージェリー等顕微鏡下で行われる手術の場合も、血流不足で組織が壊死する場合もございます。
万が一喫煙等の影響でトラブルが起きましても弊社では一切責任を負いかねますので充分ご注意ください。
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私は「前回」の経験があるので、予め薬物摂取や喫煙飲酒をきっぱりやめておかなければならないことを知っていて、だからそのようにしていたから実害はない。しかし、「4週間前から」やめるようにという指示を与えなければならないのなら、このようなメールは術日4週間前までに送っておくべきではないだろうか。
このメールが私の手許に来たのは術日10日前。断薬が必要であることを知らないでいたら「いま更そんなことを言われても!」ということになっていただろう。お知らせしてくれるのは有難いが遅すぎる。

出国1週間前。薬を減らしたら碌に動けなくなることは判っていたので昨年のうちに荷造りは済ませておいた。出国日になったらそれを担いで出ればいいようにしておいたつもりだが、何を詰めたかはっきりと憶えていない。
頭がまともに働いているときに必要なものを揃えたのだから、必要なものは入っているだろう。もし足りないものがあったとしても、大抵は現地で調達可能だ。何とかなるだろう。


エンピツユニオン


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