2009年01月27日(火) 【記録】断薬4日め。
今年は表題に【記録】と付けた記事を幾つか書くことにします。幾つ書くかは未定です。思い立ったときに書きます。後にまとめて別の記事に仕立てます。
【記録】と付けた記事は飽くまで「記録」として書くので、読み手に対する配慮はほとんどないと思ってください。読んで愉しくなくても怒らないでください。そのように書いています。
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■眠り
断薬1日めに早速眠れなくなり、最終的に連続50時間ほど起きていたが、無理に眠ろうとせずに待っていたら眠気がやってきたように思えたので、照明を落として横になってみた。何とか眠れた。短い周期(30分〜1時間程度)で中途覚醒を繰り返しながら4時間ほど眠る。これが断薬3日めの朝。
薬をやめると常に具合いがよくない状態になり、一日のほとんどを伏せって過ごすようになる。運動量が著しく少なくなるのだが、だからと言って食事量を控えたりはしない方がいいようだ。
「眠る」という行動にもやはり体力が必要で、体力が落ちると眠りにくくなる。眠る体力を落とさないためにも食事はきちんとした方がいい。薬を服まない具合いの悪い身体ではなかなか身の周りのことをきちんとはできないが、腹を満たすだけの食事ではなく、栄養がきちんと摂れる食事をした方がいいのは言うまでもない。
■外出困難
自宅から徒歩二、三分の場所に銀行がある。ここが家主との取引銀行で、毎月末日までに翌月分の家賃をここから振り込むことになっている。今月もそろそろ振り込まなければならないので、伏せっていなくても大丈夫な時間を択んで出掛けてみた。
徒歩二、三分の距離がとても遠かった。常に目眩があり、自分が動かしたい通りに身体が動かず、自分と障碍物との距離を巧く測れない状態で屋外を歩くのはとても怖ろしかった。高熱を出して朦朧として足がふらふらしていろいろな状況判断が難しい状態を想像して貰えれば判りやすいだろうか。それによく似ている。
徒歩五分ほどの場所にスーパーマーケットがあるので、できれば銀行のついでに立ち寄って食料品を仕入れたかったのだが、銀行への往路だけで充分に怖ろしい思いをしたので、スーパーは諦めた。
前回(2005年9月期の渡航)の経験からこれ等のことは予想できたので、事前にに長期保存可能な食品をを買い込んで備蓄しておいたり、インターネット銀行の口座を開設しておいた。いまは金銭のやり取りも生鮮食料品の購入もインターネットを通して自宅で行えるので、大変有難い。今年9月に同じ目的でもう一度渡航(つまり減薬断薬生活)をする予定があるのだが、そのときは外出しない覚悟で。
■慣れ
常に目眩があり、手脚の震えがあり、関節(特に首と肩)の軋みがあり、身体から疲労感が抜けない状態が続くのだが、4日めになると身体がその状態に慣れてきたようで、精神症状が出なくなってきた。ひどく疲れる前に横になる(できれば眠る)ことで概ね精神症状は回避できるのではないかといまのところは考える。但し、今後身体症状が更にひどくなったり、外部から何らかのストレスがかかった場合はその限りではない。
身体を起こしていられる制限時間はどんどん短くなってきていて、最短30分、最長90分程度。ずっと伏せっているために身体各所の筋力が衰えてきていて、余計に疲れやすい身体になっている。事前にできる限り体力筋力をつける運動をしておくべきだと改めて痛感。
耳から入る音がときどき「わんっ、わんっ」という感じに歪むのは、なかなか慣れない。