今年は表題に【記録】と付けた記事を幾つか書くことにします。幾つ書くかは未定です。思い立ったときに書きます。後にまとめて別の記事に仕立てます。
【記録】と付けた記事は飽くまで「記録」として書くので、読み手に対する配慮はほとんどないと思ってください。読んで愉しくなくても怒らないでください。そのように書いています。
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術前最後の定期通院日で「減薬期間」終了日。明日から薬をまったく服まない「断薬」に入る。
【2009年1月10日〜1月23日】
朝:リーマス100mg×1錠+デプロメール25mg×1錠
昼:リーマス100mg×1錠+デプロメール25mg×1錠
夜:リーマス100mg×1錠+デプロメール25mg×1錠+トリプタノール10mg×1錠
眠前:ハルシオン0.25mg×1錠+トリプタノール10mg×1錠
【2009年1月24日〜2月25日】
服薬一切なし
外出のタイムリミットがせいぜい一時間ということは判っているのだが、心療科の病院で診て貰うためにはだいたい三時間は必要だということも判っている。大丈夫かなあと思いながら出掛ける。これまで自力で通院していたが、今日は路線バスに運んで貰った。
無事到着して診察券を受付に出し、そのまま何処へも出掛けずに待合室で待つ。ずっと椅子にすわっていただけだが、やはり一時間くらい経つ頃にリミットが来て、頭痛と目眩がはじまる。すわっているのもつらければ目を開けているのもつらい。待合室が段々混んできて、その混んでいるさまが目に見えるのがしんどい。人の気配やぎゅうぎゅうに詰まっている様子が明らさまに判るとパニック発作(主に過呼吸)を起こしてしまいかねないので、できるだけ目を閉じておく。
待ち時間約二時間で診察室に呼ばれる。「いよいよ明日から薬なしですね」と先生。現在の状況を報告すると「そんなものでしょうね」と。
減薬三日め〜七日め辺りが、身体は怠いし頭痛はするし眠りは浅いしで非常につらかったことを告げると、「(断薬がはじまると)もう一回それが来ますよ」とのこと。予想はできたが改めて専門家の口からそう聞くとなかなか憂鬱だ。
術後に服みたいのでハルシオン(睡眠導入剤)だけでも出しておいて貰えないかと申し出た。自身も何度も旅行に出掛けているタイ通の医師は「通関で通りにくいと思いますから、向こうの病院で出して貰ってください」と仰った。海外の病院でほしい薬を出して貰うためには、商品名ではなく成分名を伝えなくてはならない(「ハルシオン」では通じないかもしれないということ)。おそらくかたちも色も全然違うが効能がほぼ同じという薬を出して貰うことになるのだろう。
渡航して入国の翌日には手術、その後五日間は入院することになる。医師によると「身体の侵襲があった場合、三日くらいは頭はしっかりしてますから」とのこと。そういえば前回も術後三日め辺りに気分降下があったのだった。
受診は五分ほど。薬局に立ち寄らなくてもいいので直ぐに帰宅したかったが、バスが三〇分後。不思議にまだ歩ける余裕があったので書店に立ち寄り「
ガラスの仮面」第43巻を購入しようとしたが、発売日は一月二六日だった。通院日と発売日が重なっているような気がしていたのだが、気のせいだったらしい。「
ヘタリア」を見つけてしまって買いそうになったがやめる。
書店で時間をつぶそうと考えていたが、目眩がひどくなって風景がCG加工したみたいにぐるんぐるんになってきたので、急いでバス停に向かった。
その後無事バスに乗って帰宅したのだが、三時間の外出で目眩ぐるんぐるんの頭はぎちぎち締め付けられるように痛く背骨も軋むように痛んで、とっとと倒れたい状態になってしまった。半月後には五時間ほど飛行機に乗らなくてはならないのだが、先ずそこから大丈夫かどうかあんまり自信がない。
自信がなくても期日はやってきて、その行事はやがて終わる。一箇月後にはだいたいのことが何とかなっているだろう。多分。
リミットを越える外出で余程疲れたのか、帰宅後「絶望的」とまではいかないがそれに近い精神状態に陥る。過呼吸を予感させる息苦しさもあった。疲れてしまったせいだと思ったので直ぐに横になって眠った。一時間と少し眠るとだいぶましになった。
薬を減らしてから精神症状が出てきたのははじめて。ひどく疲れすぎなければ身体症状のみで済むのではないかと推論。