衛澤のどーでもよさげ。
2007年06月30日(土) 断食七日め。

とうとう滞在最終日です。明日の昼には施設から退去します。
と言っても何も特別なことはなく、いつものように朝の礼拝に参加して、朝食を頂いて、猛烈な睡魔に襲われて寝ました。

しかし、ここで変化が。
断食三日め辺りに身体が怠くなり、それは直ぐに治ったものの「何かをやろう」という気力は湧いてこず、行事もなく眠ってもいない時間は仕方なくぼんやりテレビを見ていることがほとんどだったのですが、回復食を取りはじめて三日めの今日、何と!
原稿を書いています。四〇〇字詰原稿用紙の一ト桝一ト桝を着実に埋めています! やはり粗食と言えど必要な栄養は摂取している訳で、その栄養が身体に巡りはじめたのですね。

充分な休養(断食)と充分な栄養(回復食)で私はリフレッシュしたのですね。原稿もさらさらと書き進んでいきます。
……が、二時間もするとまたもや睡魔がやってきて、うっかり転寝。眠っていたのは小一時間ほどだったけど、どうせ寝るならしっかり寝た方がよかった。半端に寝ると眠気がはっきりと覚めてくれない。

そんな訳で日中は言うほど原稿は進まなかったのですが、「夕べの集い」を終えて回復食を頂いたとき。

開眼!

怖ろしいほどに美味だった夕食

写真右上に見える小皿。これは玉ねぎをまるごと蒸して少しの味噌を垂らしてあるだけのものなのですが、ぼくは今日までこれほど旨い玉ねぎ料理を食べたことがありません。
鮮烈な甘み、とろける口あたりなのに箸でしっかり掴める食べやすさ、一ト玉くらい一人で平気で食べてしまえそうなさっぱり感……。

旨いものを食べるとそれだけで元気になります。眠気もすっきり、原稿作業再開です。
ほんとうに筆が進みはじめたから不思議なものだ。


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