2007年06月27日(水) 断食四日め。
昨夜はほんとうに身体が重怠く、陽が落ちた辺りからベッドに横になったのだけど、横になっていると自分の身体の重さに潰されそうな苦しさがあった。起きているのもつらいのだけど、潰されそうな重怠さに耐えきれず、宿舎前に据えられたベンチにすわりに行った。ベンチは背もたれがあるから楽にすわっていられる。
日中は暑くて、冷房がない居室はまだ蒸し暑かったけれど、屋外のベンチにすわって感じる夕風はとてもさわやかで心地よかった。
暫くそこに一人でぽつねんとすわってぼーっとしていたのだが、施設の職員Oさんが退勤際に話し掛けてくれて、暫く夜の空の下で御話した。断食に直接関係がある話は全然しなかったのだけど、話しているうちにすーっと怠さがとれて、話し終わる頃にはもと通り動けるようになっていた。これはOさんの癒しの力? それともOさんが信仰している神の力?
ともかく、楽になって床につき、今朝は気分よく目覚めることができた。とても有難いことだ。身体の何処も苦しくなく、気分もつらくない。ただそれだけのことがとても有難く、心から感謝できる。これも断食の効用かな。
この「身体が怠くなる」というのは好転反応で、身体が解毒されている証拠なのだそうだ。昨日付の記事にも書いた通り、この症状がひどければひどいほど解毒がはげしく、通り過ぎればすっきり快調!になるとのこと。
昨日のしんどさを考えると、ぼくの中の悪いものは随分沢山あったようだけど、もう出てしまったのだな。体内環境がリセットできたみたいだ。
断食も四日めになるけれど、相変わらず空腹感は気にならない。自宅にいるときは食事の時間がずれただけで「腹減ったんじゃボケ!」と誰にともなく言ってしまうくらいの強い空腹感を感じたりすることもあったのだけど、この施設に入ってからは不思議なことにそんなことがない。この分だと今日も無事に終われそう。
明日から回復食を頂けるらしい。