駄文
蒼海 零



 貴女へ


某・今でも大好きな貴女へ。

気付かれたくなかった。君を悩ませたくなかった。
君が好きだから、私のことで多少とも辛い思いをさせたくなかった。
あんな顔で、口調で、喋らせたくなかった。あたしのワガママかな。
君にはずっと明るく笑っててほしかった。

すべてはあたしが招いたことだけど。

自分を抑えられるようになりたい。
酔っていたからっていうのは言い訳だから。
どんな場合であっても、大事なところでは自分を殺せるように。


私が貴女を嫌っても、私を大好きだと言ってくれた貴女へ。
悩ませてごめん、私も貴女が大好きです。
いつか腹割って話すから。もう少し。もう少しだけ待って。

私が彼と貴女を前にして、笑って話せる日まで。


2002年08月01日(木)
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