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なんのことやら(くすくす)

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2020年01月26日(日)
三島由紀夫展−「肉体」という second language.

例のごとく例のヒトに誘われるまま、こちらへ行ってまいりました。

三島由紀夫展−「肉体」という second language.
ttps://www.city.machida.tokyo.jp/smph/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/20190930182208087.html
ttps://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/20190930182208087.files/misima.pdf

 



うわあ、これが無料…だと…?

な充実した展示で、うっとりよー。
見ごたえありましたわ…。

前後しますがこの日、展示とはちょっと離れた、歩けるキョリの場所で講演会もありましてね。
これが14時から。
って、ようするに、ニガテな午前中を過ごさなければならないわけで
(普段は不調なのがわかりきっているので寝ている/昼夜逆転)。
んもう、キーッで、ピリピリピリで、カモミールティ、がぶ飲みしてしまいましたよう。ヤレヤレだぜ。
どうしてあんなに荒れるのでしょうね。イヤになりますわ。
ちなみにどうしてクスリを飲まないかというと、夜に宴会を控えているから(笑)
飲むための努力は惜しみません(きりっ)
やるねーわたし。えへへへへ。


さてさて、講演ですが。
生前の三島さんについてあれこれ…だったのですが、時代ですねえ。

・「三島はゲ〇です」
・「女性相手には〇起しなかった」

いずれも断言されていましたよ。

わたしの学生時代あたりだと、

・(特に「仮面の告白」を)「読めば理解できると思います」
・「お察しください」

くらいの表現だったような。
そうそう、高校の現国先生は「ご家族も(まだ)いらっしゃることだしダイレクトな表現は避けます」
とかなんとか配慮発言していたような。

その家族について。
三島は家庭を持って一人前という風潮だったから結婚した、
傍から見てもつらそうで、ああいう生き方だけはしたくないと思いつつ尊敬していた。
三島さんからは「結婚していないとノーベル賞がもらえない」発言もあったそう。
ここにびっくりー。独身の受賞者っていませんっけ?当時だけ?文学賞だけの話?
ノーベル賞についてはほんとうに欲しかったそうで、川端さんが獲った時に、
「俺がとったら年功序列が崩れるからな」的な発言があったとか。これはかっこいい。

あと「三島には恋人が二人いた」。
若衆というのは荒若衆と、女性っぽいのと2種類あるが、荒若衆が森田だった。
もう一人は、「まだ生きてます」。
うん、それってもしかしなくても、m…ですよね?(くす)

作品を読むのにおすすめは、
批評、戯曲、短編、長編、の順だそう。(ちょっとウロ。戯曲と短編が逆かも…)
長編には「らしさ」が感じられないとかなんとかで、豊饒の海ダイスキなわたし、涙目(笑)。

質疑応答にたくさん時間を割いたのが印象的でした。

そうそう、展示の場でも偶然高橋さんをお見掛けしたのですが、「檄」の前で
他の方々相手に「心にもないことを(書いて)…」と苦笑(?)していらしたのも
印象的でしたわ。

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そんなこんなで。

次は公式お誕生日に出てきます。
当然よねー(にこ)。