2021年09月13日(月) |
ラーメン→蕎麦→うどん。←いまここ。 |
20代は豚骨ラーメン一辺倒。 30代40代になったらお高めの蕎麦屋でアテとポン酒からのざるなんて感じでした。
そして50代。 いやー、博多のうどんがうまいことうまいこと。 最近旦那と「外に食べ行こうか」っていうとまあ8割5分うどん。 とはいえ後期高齢爺と還暦カウントダウンおばさんの二人連れ。若者のように麺をたくさん食べられないので、お子様セットとかミニを頼んでトッピングを別皿で(←ここは譲れない)追加する感じですけど。 ハーフなうどんがない店だったらセットと単品料理のあわせ技。 それを旦那と分けっこして食べるわけです。
博多はうどん屋多いんですよ。 大阪にいたときなんて、居酒屋のカウンター席で私が博多弁でしゃべってたら、同じカウンターにいたサラリーマンたちが「博多弁懐かしい」って話しかけてきて、ひとしきり盛り上がったのは博多うどんの話。転勤で2年程福岡にいたとき同僚につれていかれた牧のうどんに衝撃を受けたって話に始まって、ひとしきり博多うどん談義したっけな。面白かったなあー大阪。←遠い目。
大阪うどんで私がめっちゃハマッたのは「かすうどん」。これはもう「かす」自体がこっちで手に入らないから博多じゃ幻のうどんですわ。肉吸いもよく頼んだな。肉吸いのときはうどん頼まないけどね。基本ハイボールと肉吸いだったな。うまかったなー。
んで博多うどんで県外の人と話してて話題になるのはたいてい「ごぼ天(ごぼうの天ぷらのこと)」なんだけど、私はごぼ天も好きですが、てか家でうどんするときは自分でごぼ天作るけど、店で食べるときはほぼ9割「かしわ」を別皿で注文するんですよ。 かしわって何?って言われるだろな。うどん屋で頼むトッピングのかしわは、鶏肉を生姜と醤油と砂糖とあとは店それぞれの何かで煮込んだやつです。もちろん身だけで皮は入りません。形状はだいたい細切れ状態です。 なんで別皿で頼むかってゆーと、ここにネギと一味または七味を私好みに混ぜてから一口ぶんずつうどんにのせて食べたいからです。 車じゃなかったら、このネギ七味かしわだけで酒飲めるけどね。
って思ってたらこないだ新日本風土記で蕎麦やってるの見て、あーまたお高めの蕎麦屋でポン酒アテからの蕎麦やりたいなーとうっかり声に出したら、完全濡れ落ち葉の旦那が食いついてきたんで微妙に困りました。 いや私一人で行きたいんですけど。気兼ねも介護も運転もしないでいいひとり外食ひとり酒したいんですけど。あーしたいんですけど。ひとりでまったりうまいアテで飲みたいんですけど。大阪いたときみたいにー。
...と、心が叫んでいても後期高齢者を放置するわけにもいかないのでまあ彼の意識が現世にある間はその肉体ごと一緒に仲良く外食に行くのです。※たまにお出かけ帰りにひとり外食&飲酒してるけどそれは内緒ってーことで。
|