そうそう、後期高齢者になった旦那は神経の病気が進行して両腕がうまいこと上がらなくなってんですよ。 ここ一年で急にひどくなったかな。 服の着脱もごはん食べるのも一苦労。 腕を置く台みたいの作って、肘をのせて支えて食べてます。
リハビリも頑張ってるけど筋肉もずいぶん落ちてるから、全体的にすっかり痩せちゃって、久々に会う人には結構驚かれる。
お風呂も自分で背中洗えないから私が手伝う。
でも悲観してないんですよね私たち。
私の亡父なんて64から脳内出血の後遺症で左半身麻痺だったけど、希望持ってたし毎日リハビリ頑張っていたんで。その姿を、病気との付き合い方をずっと見てきたから、慌てない焦らない悲観しないリハビリ頑張るをひたすら毎日続けている感じ。
で、昨日旦那がニッコニコしながら「おまえがいてくれて本当に良かったー、俺は幸せものだー」って言ってるのを見てちょっとびっくりした。
それ、うちの父が生前私に良く言ってたことなんですよ。 すっかり白髪になって痩せちゃった顔でニコニコしてる旦那の顔がまた父にどこか似てて。 なんだ、パパの介護してるときみたいやんwwwって思っちゃいました。
あ、介護といっても甲斐甲斐しくしませんよ。 自分でできることは失敗してでも自分でさせる。 こぼしたり落としたり失敗した後片付けは私がササッと済ませる。 トイレだけはどれだけ失敗しても自分でさせる。 もちろん汚したときの掃除は自分でもしているけど、細かな掃除と消毒は私が後でやっつける。
子供の世話と一緒。怒ったりいやな顔とかしないで、自分で頑張ったことを褒めて励ましつつあとは素早く片付ける。
両手が不自由なだけで頭はボケちゃいないし、足も不自由じゃないだけありがたい。
息子の手が離れてからで本当に助かったよ。あなたは病気になるタイミングがバッチリだねって言うとうれしそうに笑う。
前立腺がんは再発もなく完治したけど まあ、歳と共にいろんな不具合は出てくるもんさね。
これからも無理せず焦らず悲観せず、できること頑張って毎日をすごそう。
ハグしたら本当に細くなってる体。 マッチョだった腕はもうそこにはないけど 私には昔と変わらない優しい腕ですよ。
たまに酒に逃げるのはいいけど、まあ程ほどにね。 いろいろあって不本意ながら父は看取れなかったけど その分もあわせてあなたは私が大事に看取りますよ。
・・・歳の離れた嫁で良かったなおいw←とりあえず老老介護は回避ってことでwww
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