某突起名の人生つぶやき日記

某突起名の独り言。
あくまで独り言ですので・・・まぁ、お気になさらず。

2004年01月05日(月) 休息のはずが。











というか、昼間のうちはゆっくりと休んでいたのだが

夜になってから嫁いだ姉1から実家に召集がかかり

現在の実家の金銭状況などを話し合っているうちに

少々ヘヴィな展開になってしまった。





私の中で最も問題だったのは

実家の家計が傾いている事実でも

その家計に姉1や姉1の旦那さんが介入して

手助けをしようとしている事実でも

母親の、母親自身に対する経済観念や将来的展望、

過去に対する悔恨の念でもなかった。

そんな事ははじめから薄々気づいていたし

予想の範囲を超えない話だった。





一番問題だと思ったのは姉2の態度。





母親だって家計を回していく上で

母親特有の苦悩や苦労や不安があったはずだと思う

姉1が結婚して出て行ってしまって構成員の欠けた家で

ひとり家を支えていかなければというプレッシャーもあっただろう。

というか、絶対あったに違いないのだが、

しょぼくれている母親を前にして

姉2は気持ち良さそうに滔々と中身の無い

相手の気持ちも考慮しない言葉で正論を語って

しつこく母親を責め立てるのである。

まるで蚊帳の外の人間が人事を訳知り顔で語るように

言葉も選ばず、何も抑えず、

机上の空論に近い空っぽの言葉でずけずけと母親を傷つける。





最初は私も黙って聞いていたのだが

あまりの図々しい物言いに何年かぶりに姉2に対して怒鳴りつけた。

ずっと姉2に対しては「こいつに期待してはいけない」と

仮面をつけて接してきた。相手もそれは同じだっただろう。

そして何年かぶりに「こいつの性根は一生変わらない」と確信した。

その信用できない人間と母親をふたりきりで住まわせている事に

申し訳ないとも思った。










感情論を良いとは言わない。

私自身、自分が感情だけで物言う事は大嫌いだし

感情論だけに走る人間とは話ができないと思っている。

が、人の想いをまったく考慮しないで

機械のように善悪を白黒で定義づけて物事を切ったり

自分が正義漢としてふるまえる為だけに使われる「正論」など

本人の煤けた優越感やプライドをかろうじて守る以外に

何の役にも立ちはしない。










結局、話はある程度家族内で協力して家の中を回していって

無駄な出費を抑えて家計管理をきっちりする方向で

収まっていったようだが、姉2の為に私が動くような事は

一生ないだろうな、と思う。





多分、あの人がもし寒空の下で誰にも看取られず

孤独に息を引き取るような事があっても

私は同情しかねる感情を持つのだろう。






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