2004年の年が明けたその瞬間から
IME2002の辞書ツールを開こうとすると
『imjpdct.exe アプリケーションエラー
"0x77fcbacc"の命令が"0xfffffff8"のメモリを参照しました。 メモリが"read"になることはできませんでした。』
『imjpdct.exe アプリケーションエラー
"0x77fc3ad"の命令が"0x00000000"のメモリを参照しました。 メモリが"written"になることはできませんでした。』
というアプリケーションエラーを起こして辞書ツールが終了してしまい
辞書ツールを使用できない、というトラブルに見舞われた。
ユーザー辞書の修復やらIMEの再インストールやら
なんやら色々試してみても直らなかったので
Microsoftの答えてねっと(質問掲示板)で質問してみて回答をもらってようやく
「あ、そういえば。」と簡単な直し方に気づいて、赤面。
・・・という話を日記に書こうとして書いていなかったと思うので
後々そういうエラーで困って検索をする人の為に書き残しておこう。
(こんな事で悩む人はそうそういないと思うけど
エラーの内容文が物々しいだけに初心者の人は
戸惑うと思うのよネ。)
通常、ユーザーが独自の単語/用例を登録しておくユーザー辞書の名前は
「プロパティ」→タブ「辞書/学習」→ユーザー辞書の項目「辞書名」を
開いて確認してみると大抵は末尾のファイル名が
imejp81u.dicとなっているはずなのですが。
上記のエラーが出る時はこの「imejp81u.dic」が
破損している可能性が高いので(「修復」を試みても直らなかった場合のみ。
先に同じタブの中の「辞書ツールの修復」をしてみてください。)
これを切り離します。
切り離す方法は簡単で、先ほどの「プロパティ」→タブ「辞書/学習」
→ユーザー辞書の項目の「辞書名」の末尾のファイル名を
「imejp81u.dic」から「imejp81u*.dic(*は任意の文字)」へと
書き換えて「OK」のボタンを押すだけ。
これだけの事でまっさらな新規のユーザー辞書を作成できて
古い壊れている辞書を切り離すことができます。
あとは、かねてから「辞書ツール」→「ツール」→「一覧の出力」で
バックアップを取っておいたテキストファイルを使って
「辞書ツール」→「ツール」→「テキストファイルからの登録」で
登録しておいた単語等を登録し直してください。
「えー、ユーザー辞書のバックアップなんて取ってないよ!」
という方はご愁傷様です。一から辞書登録した単語を集めて登録し直して
次回から辞書のバックアップもこまめに取るようにしてください。
稀にいつもの方法ではないルートで開くと
(いつも言語バーから辞書ツールを開いているなら
「スタート」→「検索」→「ファイルやフォルダ」で
ファイルを検索して開いてみるとか。)
まぐれで辞書ツールがある程度正常に動作する状態で
開ける可能性もないわけではないようなので
そっちで頑張ってみるとバックアップが取れるチャンスが
一度くらい巡ってくるかもしれません。
某突起名は顔文字集めが好きなので
こまめに単語登録してはその都度、複数のテキストファイルで
バックアップを取るようにしています。
以上、「あー、ATOKがもうちょっと安ければ
そっちに乗り換えるのになー」と思いつつ
IMEを使っている某突起名がお送りする
IMEのエラーの直し方でした。
|