昨日の電話のコトを少々考えながら仕事をしていると、
仕事中だというのに携帯に着信。
・・・時間にして昼休みを狙った感じ。
しかし某突起名の生活時間帯は、
午前11時半に出勤し、
午後1時過ぎにランダムに食事を取り、
午後5時過ぎにランダムに休憩をし、
午後7時半に仕事が終わる・・・という風に
普通の会社勤めをしている人とはやや異なる。
私の家族や友人はおおよそ私の生活時間帯を知っているから
まず自分の昼休み等には某突起名に電話をしてくるコトは無いし、
休み時間が全くズレていて電話ではコミュニケーションが取れないので、
携帯メールが活躍するコトが多い。
・・・よって、この着信は某突起名が親しくない人。
と、判断して、着信履歴を見もしないで
携帯の電源をオフにする。
昼休みに入り、メールチェックをする為に携帯を立ち上げると、
すぐさま着信。
絶妙なタイミングで着信したのか
はたまたずっと私の携帯に電話をかけ続けていたのか。
・・・イヤ、最初の着信があってから確実に45分は経っている。
絶え間無くかけ続けるなんて、出来るのはあのMか
それじゃなきゃZくらいだな。
・・・偶然だろ。
・・・と、思いつつ、鳴っている携帯の
ディスプレイの番号を確認した某突起名は確信した。
・・・3分おきくらいにかけ続けてたんだろうなぁ・・・( −−)少なく見積もって。
着信した番号はMだった。
・・・電源を切って仕事していて良かったと思った(爆
それはさておき、昨日の今日で一体何の用があると言うのだろう。
まさか「約束守れへんからお金払うわ」とかじゃないだろな(笑
いささか呑気に構えながら「通話」のボタンを押し、
ゆっくりとスピーカーの部分がきちんと耳に当たるように
調整しながら携帯を耳に当て、「はい」と応答する。
・・・と、そこからは、
「○○さん!?ゴメンナサイ!ゴメンナサイゴメンナサイ!ゴメンナサイ!!」
突然Mがマシンガンのように「ゴメンナサイ」を連発しだす。
常に受話音量を最大にしている某突起名が
思わず耳を離して受話音量を調節する程のすごい叫び声で。
「・・・は?」
「○○×△〜〜〜!!△電話∀σ□×□!!」
「・・・Mさん?ですよね?」
「そうです!!○○さん、Tが□□△×○。
Zが・・・▽=!!!×÷△!!!!!
もう私×××△□▽○××Zの○××σ□!!!
ゴメンナサイ!!ゴメンナサイ!!ゴメンナサイ!!!」
・・・同じ「ゴメンナサイ」でも色々あるんだなぁ・・・( −−)
と、某突起名がやや押され気味になりつつ感心するほどのソレは、
この前のような怯えて気力も尽きて憔悴しきって
逃げるようにつぶやき続けられるソレとは違って、
(いや、憔悴はしているのだろうけど。)
某突起名がいつ口を挟もうかと悩むくらいに激しい。
しかも何がなにやら聞き取れないが
「ゴメンナサイ」の他にも色々と日本語にならない言葉を喚き散らしては
間に「ゴメンナサイ」を挿入して、
またしても間髪入れずに日本語にならない言葉をまくし立てる。
まあ、そこそこの錯乱状態なんだろう。
某突起名が「どうしたんですか?」「落ち着いてください」と
言葉をかけてもまったく勢いの収まるコトを知らず、
それどころか勢いを増して泣き声まで混じり出す始末。
仕方が無いので
「落ち着かんかぁ!!ヽ(`Д´)ノ 」と怒鳴りたいのをグッとこらえて
日本語になっていないその他の部分を
「Zが」「Tが(←Mの婚約者のコトらしい。)」「電話」といった
辛うじて聞き取れる部分を足かけに
「Zがどうかしたんですか?」
「婚約者がなんて言ったんですって?」
「もう電話したんですか?」と、
質問するコトでリピートさせ、
なんとか日本語として解釈するコトに専念した。
そうやって聴き取った断片的な情報を組み立てていくと、
どうやらMの言いたかったコトは、
「昨日の夜、○○さん(←私だ。)との電話を切った後
即座に婚約者を呼び寄せてZに電話をかけた。
二度と逢わない旨を伝えると
Zが逆上して色々と私に対して脅しをかけ、
怖くなって会話が不可能になった私の代わりに
T(←婚約者ね。)が電話を代わって説得にかかった。
Tが、私の心はもうZには無い事実を改めて告げ、
「お前は○○さんが好きなんだからMはもう不要だろう」と言うと、
Zは『Mを諦める代わりに○○に相手してもらう』という
不気味な捨て台詞を残して電話を切った。
Zは○○さんに変なコトをするつもりではないか。
Tは私からZを退けたい一心だったのだろうが、
もし軽率なTの言葉で○○さんに何かあったら
折角今回のコトを許してくれた○○さんに申し訳が立たない。
大変なコトになった。
ゴメンナサイ。」(某突起名訳。)
・・・と、こういう「ゴメンナサイ」だったらしい。
某突起名が電話を取ってから凡そ30分。
その30分間の間ずっとまくし立て続け、
いい加減息の切れてきたらしいMは、
某突起名がようやくコトの全貌を掴んだコトで落ち着きを取り戻してきたらしく、
涙でベショベショの顔が容易に想像できる情けない声で
やっと日本語を話し出した。
「Zは、○○さん、に゛、は、電話、かけできて、ないでずか?」←まだしゃくりあげてるよ。
「かけてきてますよ(笑」
「・・・・!!」←「ヒィィ!!」と大きくしゃくりあげる音。
「まあ大方想像は付いてましたけど(笑」
「ヒィィッ・・・ク!!」
・・・そう、大体の予想は、昨日Mの電話を切る頃もうついていた。
Zってコレからどうすんのかなぁ。
Mに切られたら、Zの執着がこっちに来るんじゃないかなぁ。
うわ、それも迷惑な話やなぁ・・・そもそもMのコトも
最初にZがこっちに関心を向けたトコからなんだよなぁ。
イヤやなぁ・・・Zがこっちに来るようになったらまた振り出しやんけ。
・・・とか何とか、某突起名なりに予想をしながらMの話を聞いていたのだ。
(だから余計怒れてしょうがなかったんだが。)
そしてMの話を聞いて考えてみるに、
昨日の、恐らくMとの電話を切ったあとくらいであろう時間から
(既にZの携帯番号を着信拒否にしているので
実際に着信音が私を悩ませるコトは無かったが)
私の携帯に結構な回数のZの着信履歴が残っている。
・・・回数的にあの時のMには負けるけどね( −−)
そもそもZには、
某突起名にこっ酷くふられた後もネチネチとアプローチを続け、
呑み会の後で仕事仲間の部屋で皆と雑魚寝をしている時に
某突起名の寝込みを襲い、
ブチ切れた某突起名に反撃を食らって鼻の骨を折り、
未遂に終わり、
そこまでされてもまだ諦めるコト無く
ウザがる某突起名に昼夜問わず電話をかけてくるので
疲れた某突起名が何も言わずにいきなり着信拒否の刑に処したという
前歴があるので、矛先がこっちに向いたというのも
大して驚くべきコトでは無いだろう。
(前回アレだけ酷い接し方をされてもまだ懲りない
不屈の精神はある意味尊敬に値するが。)
Zのあしらいは、以前同じ職場でひと月以上働いた時に
凡そは習得したので、何処を突けば退散するかは心得ているし、
今回は半分以上自分を捨てたMに対する
嫌がらせの意図を含んでの行動だろうと思うので
その程度の動機で凶悪的な犯罪行為に踏み切る可能性はまず無いだろうし、
Mが考えているよりも某突起名に対する実害の程度は低かろう。
一度Zの着信を受けて話をして良しとしよう。
とりあえず、今度はMの声がしょぼくれて小さく、
さらに鼻詰まりになって聴こえにくいので、
私は受話音量を最大にする。
「私、ど・・・う、ぢたら、いいんで、しょう?」
「何も。」
「良が・・ったら、私、毎日、○○さんの、送り迎えに・・・。」
「いいですって(笑」
「・・・でも゛・・・。」
「家も遠いし・・・物理的に不可能でしょ。」
「ぞんな゛コト無いです・・・や゛りまず。」
「鼻、かんだ方がいいですよ(笑」
「・・・・すみ゛まぜん。」
(シュッシュッ)←ティッシュを抜く音を拾ったらしい。
(フ――――――ンッ!!)←鼻かんでる。
「(プハ)・・・○○さん、怖くないんですか?」
「平気です。」
「はあ・・・。」
「慣れてますから。」
「はあ・・・。」
「それよりもMさん。」
「はい?」
「・・・私が電源入れるまで、何回リダイヤルされました?(笑」
とにかく某突起名に何かあっては大変と、
電話をかけては切り、即座にリダイヤルという作業を
私が携帯の電源を切ってから昼休みに電源を入れるまでの
約45分の間、延々繰り返していたと言って、
Mは恥ずかしそうに笑った。
彼女は、思い詰めると一筋の人らしい(笑
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