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■ 暖かい夜。
暖かい夜を過ごした。久しぶりに、母親と話したからなんだけど、きっと、このあと、何らかのタイミングで妹のほうに、より親しくその報告は行くのだろう。そんなことで傷つくのもどうかと思うけど、私が抱く思慕の念というのは、こうして封印されてきた、し、機会が与えられるだけで十分ありがたいので、これはこれでおしまい。
そうなんだよね、まだ、妹とどこかで争っている自分がいる。もう、結果は嫌というほど思い知らされているのに、母親の前に出ると、やはり彼女の子供になってしまう。親を独占したくて、暴れる子供の気持ちが抑えられない。そしてそれにあわせてくれるのは、私が怖いから。いやいや、すねた考えは捨てよう。彼女がやはり私を愛してくれているからだ。
それでも、妹のほうが私のことを誰から聞いたのか「知っているわよ」といわんばかりに私にのしかかってくるのを、やはり、ありがたく受け取ろう。年をとれば、それでさえ、貴重なコミュニケーションとなるだろうから。
2006年01月01日(日)
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