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■ 子どもが塾をサボる、と。
なんで私がオコラニャいかんのだろう。
責めたおす・詰めたおすのは、怒りに切れてしまった私の 常套手段なんだけど、それで事態が良くなったためしはない。 それでも、その怒りの大きさにいつも、疲れてしまうのは 私自身だし、そのたびにいろんなものを壊す。
いちばん高額だったのは、だんなさんのケイタイだった。 私に遠慮なく女友達を作っては、仕事を休んで 遊びに行っているのが許せなかった。
何もないんだからいいじゃないか。
いつもそういって私を省みないから、もうどうでも良くなってしまった。 彼のために疲れるのはもう、よそうと思っている。
夫婦というのは十年以上たつとこんなものなんだろうか。 好きで一緒になったのだから、誰にも文句は言えない。 でも、結婚したいというのは、妄想で、現実味なんて 本当はないから突っ走れるんだろうな。
そういう若い時期もあった。
それだけでいいのかもしれない。
尊敬の念はまた別にあるんだけれど、 私は、理想が高すぎて、等身大の彼を見ていなかったのかもしれない。
子どもが塾をサボると、なんで親はオコラニャいかんのだろう。
私の父は、母親がしっかりしてないからだという。 だから、なんだよ。・・・
誰も私の味方にはなってくれない。 私は、自分を引き受けるだけで手一杯だ。 でもね、自分のことばかりを考えていたんじゃ、 やっぱりだめなんだよね。
子どもが塾をサボる、だんなさんが女友達を作る。 思い通りにならないから、それが腹立たしいだけなのかもしれない。 思い通りになるものを別に見つけるしかないのか。 思い通りにしようというのが思い上がりなのか。
怒って、思い通りになるわけではないこともわかっているのに。
いいよね。 優しいだけじゃいけないけど、それでいやな思いを 家の中に溜めてしまっては、面白くないよね。
2005年07月05日(火)
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