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■ 夫が自宅で仕事をするようになった。
だから、パソコンが使えなくなり、簡単なメールチェックくらいしか できなかったのでした。 ここに日記を書いていることは言ってないからな〜。 知られてても別にまずいということはないのだけれど。
今日は、夫は飲み会で遅いのでゆっくり書ける。
私自身の仕事の状況が、ここ一年ほどの変化が激しくて、 あ〜ら〜っという間にどんどん変わっていってしまった。 ただ、自分だけがまるで取り残されたように、 同じ職種の職場に残っている。
若い人にいろんなものを引き継いで育てて出て行く、というパターンを 踏襲するのかと思って覚悟してきたけど、むしろその逆。 まるで、化石のように、昔の思い出を封印して、そこに 縛られている・・・・・
それでも、何か意味があるのだろうと思いながら、 日々を、ただ過ごしているわけなんだけど。
今日、たまたま昔の同僚とすれ違って驚いた。 あまりのふけ具合に、同じ人とは思えないで、そのまま通り過ぎた。 私も同じように、たった10年で分からなくなるほど、 ふけているのかもしれないけれど・・・・
もともと髪は薄かったけど、すらっとしてちょっと かっこよい人だったのに、なんだか、背が低くなったみたい。 目が生き生きとかわいく笑うのが印象的で、好きだった。
でも、肩を丸めてすまして歩いていると、私の知っている Kさんじゃないなって、寂しくなる。 今でも絵を描いているのだろうか。 仕事は仕事と割り切って、自分の世界をもとうとしているのだろか。
私は、仕事ではかかわりを持っているけど、自分では少しも 作ってないものね・・・・なんだか、すっかり距離ができてしまって、 話しかけることさえできなくなってしまった。
変わったのだ。
変わるのだ、人は。
それは少しも悪いことではない。 でも、変わらないものもあって欲しい。 あって、欲しかったよ。あなたには。せめて私に対しては。
一緒に九年も働いた人だったのに、今は縁が途切れている。 私は、一緒に働いた男たちには、いつも「男前!」の賛辞を 贈っていたい。
まあ、師匠の言葉を借りて言うと、下についている間は 礼儀を欠かさないけれど、対等、あるいは抜くぞ、というときは 徹底的に無視する、そういうのもいいかもしれない。
2005年06月03日(金)
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