テレビドラマの金八先生シリーズが、今度の3月で終了するらしい。 金八先生が退職するのだとか。 人気シリーズだとだらだらと引き延ばしそうなものだが、武田鉄矢が61歳なのだそうで、役の上でも殆ど同じ年齢というのはいい事だと思った。これは評価したい。
私は1度もまともに観た事は無いので知らないのだが、金八先生は昇進もせず、退職までずっと平の教諭なのだろうか。 早い人なら40歳台で教頭試験を受け、50歳ぐらいで校長になると聞く。 校長になるのとならないのとでは、退職金にかなりの差が出るらしい。300万円ぐらい違うんだっけか。 しかし中には自分の出世より、現場で生徒の指導に当たりたいという人もいるし、金八先生がそういうタイプだとしても不思議ではない。 寧ろ、金八先生が出世欲の塊だったら、そちらの方が吃驚か。
うちの主人も出世欲は全く無い。 そもそも、「お金? 何ソレ食べられるの?」みたいな人だからな(知障じゃないよ)。 ♪お金は要らないよ、なんて言ってみたいないつか お金は要るでしょう、何を考えているのやら♪ というCMがあるが、我が家では前半の前半は主人の台詞、後半は丸ごと私の台詞としても、まるで違和感が無い。 そんな主人だが、上司の覚え目出度く……とまでは行かないが悪くなく、ここに来て昇進のお誘いが!! しかし出世より現場の仕事が楽しい主人、それを断ろうとあの手この手でのらりくらりしているらしい。 まあ、今から昇進したところで高が知れているし、退職金以外にメリットは少ないのでいいんだけれどね。 取り敢えず経済的にも困窮していないし、本人がやりたいようにやればいいよ、と奥さんとして言っている。
まあもう一寸、男として気概があってもいいかなーと思わんでもないが、 人の性質は変えられないし、それが主人のいいところだから仕方ないか。
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