| 2011年01月18日(火) |
ソーシャル・ネットワーク・ビジネス |
昨年末、友人に誘われてミクシィに入会したのだが、クリスマス・ツリーの飾り付けアプリしかやっていない私。 クリスマスもとっくに終わった今は、完全に放置状態である。
そもそも嫌いなのだ、ミクシィなんて。 お友達の紹介が無いと入れないなんて面倒だし、下手すりゃ2ちゃんで祭りになるばかりか、身元まで探られて暴露される。 そんなの真っ平御免だ。 本名や顔写真まで晒している人もいるが、ケンタッキーでゴキブリを揚げたゆとりの話などを聞くと、恐ろしくて仕方ない。 いや、普通の人はそんな事しないけれど、どの発言が何の引鉄になるかは判らない訳で、様々な危険性を考えると、こうして匿名日記で好きな事書いている方がずっと気が楽でいい。
さて、海外ではフェイスブックとかいうのが流行っているらしい。 詳しくは知らないが、話によると、世界規模のミクシィみたいなものかと。 それを考え付いた学生は大金持ちになって、とうとうその話が映画化されたという。 前述の通り、私はひっそりと生きて生きたい人間なので(本来は目立ちたがりだが面倒事が嫌)、フェイスブックを開発する人の気持ちも、登録する人の気持ちもさっぱり判らないのである。 そういう話をしていると、主人に言われた。 「自家撞着だなー。シオンはお金持ちになりたいのに、ビジネスチャンスを自分で掴もうとしないよね」 「は? 別に矛盾していないと思うけれど。私は貴方と違ってお金は好きだけれど、金儲けをしたい訳じゃないもん。だから常に一攫千金を狙ってるんじゃん!」 そして私は主人から、別の星の生き物を見るような視線を投げられたのだった。 視線が痛いよ〜。
だってソーシャル・ネットワークって怖いよ……。 同窓会で先輩の名前を見付けてこっそり覗いてみたら、色々と大変な人生を送っているみたいで、ひょえーと退いた。 暗い家庭なんてのは、今より遥かに世間知らずだった当時の私には想像も付かない世界で、TVドラマの中だけの話かと思っていたのに、それが身近に存在していたとは。 当時から変な人だとは思っていたが、そんな背景があったとは……それにしても何故ミクシィで本名入りで暴露するのさ。 という訳で、やはりああいうのは恐ろしいと思った。
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