「ジェイミー・オリヴァーの給食革命」という2005年製作のイギリスの番組を見た。 当然、吹き替え版である。 わうわうサイトの説明は、以下の通り。
イギリスの学校給食は、20年前に政府の管轄を離れ民間業者に委託されるようになって以来、質の低下が問題となっていた。その事に危機感を持っていたセレブレティ・シェフのジェイミー・オリヴァーは、「育ち盛りの子供達に健康的な食事を」と、給食改善の運動に取り組む事を決意する。 ヘルシーな給食作りの実践の場となったのは、ロンドン南都のキッドブルック中学校。栄養価の低いジャンクフードが中心という給食の実態を目の当たりにする。そうした食事が子供達の健康に与える悪影響を調べてショックを受け、自分で考えた栄養豊富な料理を給食に出そうと試みるジェイミー。 だが彼は、加工食品を温めるだけの作業に慣れた調理師からの反発、子供たちのジャンクフード嗜好と野菜嫌い、一食あたりわずか37ペンス(日本円で約80円)という少ないコストでのやりくりなど、数々の問題に直面する。 ジェイミーはイギリスの給食に革命を起こすことはできるのでしょうか?
イギリスと言えば、世界で1番メシがマズい事で有名だという。私は食った事も行った事も無いので、あくまで伝聞だが。 そんなイギリスの学校給食は、噂に違わず酷い物だった。 材料が何なのか全く判らない、油で揚げたクズ肉の加工品。 野菜は無し。 お弁当派の子供もいるが、家から持って来たのは、チョコやスナック菓子……それお昼「ご飯」じゃないし。 まず思ったのは、織田裕二じゃないが、
日本に生まれて良かったー!! であった。 いや大袈裟じゃなくて。 貧乏人は麦でも食ってろという主義の私でさえ、ここは税金投入してもいいでしょ……と思うほど。 イギリスの子供達(当時)に同情を禁じ得なかった。 そんな酷い給食を、健康的な内容に変えようと奮闘するカリスマ・シェフのドキュメンタリーである。 給食のおばさんと子供達と親と行政の意識を変えて行くのだ。
というかさ、アレルギーがあるなら兎も角、好き嫌いばかり言う餓鬼には 「嫌なら食べなくて宜しい」 と躾けないものなのか? それと子供達は、「作ってくれた給食のおばさんに対する感謝の念」というのも持ち合わせていないらしい。 それって教育の一環だと思うんだけれどなあ。 もうこいつ等北朝鮮に送り込めよ……と、食わず嫌いで我が儘ばかり言う餓鬼共に、何度苛々した事か。 それと、給食のおばさん達のやる気の無さといったら! 文句を言いつつも、仕事なんだから、とまずは言われた事を忠実にやるのが普通だと思っていたが、この人達ってば、文句しか言わないよ……何故権利ばかり主張するのさ。 日本人ってよく言われるようにかなり勤勉な民族なんだ、とイギリス人とのギャップに吃驚した。
イギリスの文化(なのか? あの不味そうな給食と不平不満ばかりの労働者)には驚いたが、番組はなかなか面白かった。 録画した私より、主人の方が一所懸命見ていたぐらい。 でもあの教育大臣、絶対ジャンクフード製造業者から献金貰ってるだろ(笑)。 番組ではそこまで突っ込んでいなかったが、そこまでレポートして欲しかったなあと、個人的には思うのだ。
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