
おとなの隠れ家/日記
marko
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| 2004年09月04日(土) ■ |
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| 続・肌色って、英語でどういうの? |
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他のサイトもちょこちょこ覗いてみたが、こういう意見には賛否両論あるものだ。
ふと思ったのだが、こどものころ、太陽を赤で書くこどもと黄色で書くこどもがいたよね。 真っ黒に日焼けしているお父さんを書くときも、肌色を使うんだろうか? 黒や茶色を使うんじゃないのかな。 見えたままを、こどもなりに使えばいい。 そういう点で考えれば、肌色の名前を問題にするのは、いきすぎてないか? 単に色の種類にしかすぎないと思うのだが。
同じく「肌色」についての、ある掲示板で見かけた話によると、 人種差別の問題で「チビクロサンボ」が1980年代終わりに絶版になっているとのこと。
え? なんで?
実はわたしは、あの話が大好きだった。 トラで作ったバターを使い、パンケーキだかホットケーキだかをママが焼いてくれるお話。 それがとっても美味しそうで。 ハイジのミルクやチーズがご馳走に思えたことと似て。
なのに絶版、理由は人種差別だそうだ。 こどもはそんなこと考えないって。 おとなの考えることを、こどもに押し付けなくてもいいじゃないか。
黒人が「サンボ」とはやされ、からかわれることもあるとのこと。 それじゃ、さっちゃんと呼ばれる可能性がある、さち、さちこ、さちえさんたちは? 必ずといっていいほど、からかわれたことがあるに違いない。
「バナナ、半分しか食べられないんだろ?」と。
気になって、和訳されたものを改めて読んでみたが 今の歳でも、あの話が人種差別に繋がると、わたしには思えなかった。
差別がない社会に生きているわけじゃないのに そりゃ減らしたほうがいいのは、わかっているけれど その差別をやっているのは、おおかたおとなだろう?
差別はない、と教えるのは無理がありすぎる。 それよりも差別はあるけど、よくないことだと教えるほうが、わかりやすい。 社会に出たときの衝撃が少なくてすむのでは?とも思う。
それにしても このチビクロサンボも肌色と同じで、排除されるほどのことだろうか?
わたしが初めてアメリカ(ヒューストン)に行った時、住宅街の近くのゲーセンで 推定小学3年生ぐらいの男子に「イエロー」という言葉を吐かれた。 それが決していい意味で使われたような雰囲気ではなかった。
まぁ、これも肌の色としての差別だったのだろう。 からかわれたことに対して、きっと睨み返したものの それ以上の思いはなかった。
わたしは人種差別について詳しい話は知らない。 ただ、肌の色が違うせいで不当な扱いを受けたり悲しい思いをした人々がいるということぐらいなら 漠然と知っている。(身近な話ではないが)
もしも「肌色」や「チビクロサンボ」が人種差別に繋がると思うのなら なおさら、こどもに触れさせたほうがいいんじゃないかな。 臭いものにフタばかりしているから、実態がみえにくくなる。 ごまかしばかりになるような気がしてならない。
ともあれ、 知り合いの姪っ子のおかげで、有意義なネットサーフィンができた。 だから、こどもの質問は面白い。
がしかし、結局、何と答えればいいのか。 ハダ(肌)という言葉を、もう知っているものなんだろうか。 知っていたとすれば、肌色を肌の色と思っているのか。
今の季節、日焼けしているこどもも多いことだろう。 クレヨンの肌色が肌の色だとは思えないかもしれない。 まず、思わないだろうな。
ならば「薄いオレンジ」ということで「pale orange」や「white orange」がいいのかなぁ。 自分の肌の色をみると「tan」のように思うが。(笑)
あなたなら、どう答える?
参考/検索に使ったキーワード「肌色 英語」
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