
おとなの隠れ家/日記
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| 2004年08月29日(日) ■ |
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| 現実といわれる結婚・妄想といわれる恋愛 |
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恋愛を妄想だという話は、恋愛畑にいるとよく耳にする言葉だ。
まぁ、結婚したことがないわたしからすれば 結婚も妄想じゃないのか?と思ったりする。
妄想とは わたし的には現実にはありえない、空想的な創られたモノというイメージで。 広辞苑的には根拠のない主観的な想像や信念と書かれている。
結婚を現実だというそもそもの根拠は何なんだろう。
契約書(婚姻届ともいう)にサインをするから? 永遠の愛といといたわりを誓い、それができなかったら罰せられるから? 寝起きを共にする、つまり生活と密着しているから? もともと恋愛感情重視ではなく、結婚を意識して相手を選ぶから? 現実社会において結婚が不可欠だから? 夫婦の愛情がさめても、家庭としては壊すわけにはいかないと思うから? 結婚しておきながら誰かを好きになったり誰かと付き合うことが違法だから? お金や財産が絡むから? 抜け出したいと思う生活でも、がんじがらめで抜け出せないから? こどもがいるから現実だなんて、まさか言わないよね?
恋愛と比較して、結婚が現実的だと思うのだろうか?
恋愛なら見たくない、考えたくないことを避けられるから? 恋愛なら夢を語り、夢の中で過ごせるから? 恋愛なら年金やら老後のことなど触れなくていいから? 恋愛なら稼いだお金は基本的に自分が思う通りに使えるから? 恋愛なら義務ではなく甘いセックスができるから? 恋愛なら自分の時間やスペースを持てるから? 恋愛なら縛られないから? 恋愛なら男として、女として扱われるから?
これらにあてはまるのか、それ以外に根拠があるのか知らないけれど
結婚を現実だと思うのなら恋愛も現実 恋愛を妄想だというのなら、結婚だって妄想じゃないかと、わたしは思う。
結婚すれば幸せになれる ←これこそ、まさしく妄想だろう? 妄想で始まり現実をつきつけられる、なんて言い方もされているようだけれど 大昔から結婚制度があるにもかかわらず、いまさらそんなこといってもさぁと わたしは思うのだが。
恋愛は確かに始まりが最高に面白く、スリリングじゃある。 安定期に入り、何かの食い違いから歯車がずれはじめると 気持ちは急降下したりもする。
がしかし、恋愛には10年超えるものも、数週間で終わるものもある。 短期のものの中に妄想にすぎなかったというものがあるかもしれないが 長期のものに対し、それは妄想だったんだと当事者は思えるだろうか。
恋愛を火遊び感覚で捉えたとすれば、妄想とも考えられる。 結婚を、これで一生愛されると思うのなら、それも妄想だな。
もしも結婚が現実で恋愛が妄想だとすれば わたしは何十年も妄想の中で生きていることになる。 それはそれで、あほっぽい気もしないでもない。 そうか、回りはそういう目で、わたしを見ているということなのか。
まぁいい。 現実だから、妄想だから そういう頭書きには、あまり興味はない。 過ぎ去った過去や来ると決まっているわけじゃない未来に振り回されたくはない。 わたしには今を生きることで手一杯だ。
人は寄り添って生きたい気分のときがある。 誰かがそばに居て欲しかったりするときがある。
人はひとりになりたいときもある。
それが現実。
相手に頼りすぎたり望みすぎたりするからバランスを崩す。 バランスは自分で取るしかない。
それが現実。
男と女が出会って、結婚をするのか恋愛をするのか 外箱はどちらにしても 目的も結果も、さほど違いはないように思う。
いいとこ取りをして、それを妄想というのであれば 結婚も恋愛も妄想じゃないか?
と、そんなことを考えてみた。
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