おとなの隠れ家／日記

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2004年07月16日(金) ■

飲酒と不注意との関係

お酒を飲むと、意識や行動に異変がおきる。
しかし本人は時としてその異変に、なかなか気付かないことがある。

お酒を何十年も飲んでいれば
多少の失敗やドジな話は誰でも持っているもので

若かりし頃の無謀な飲み方を思い出しては
今はもうあんなに飲めないな、とか
お酒の力でやってしまった数々の事件に
しらふに戻って考えると冷や汗もん、とか。

わたしも例に洩れることなく、あほなことはそれなりにやってきた。
そして反省する、飲み過ぎには注意しようと。

昨夜、小指をライターで焼いた。
しかもターボ式ライターで

「ごーっ」

と。

ライターを逆さまに握って点火してしまった。
火が出るところに小指が添えてあった。
近距離すぎた。

（問題のライターは写真館にて）

たばこを吸おうとしたら、ライターが見あたらず
ごそごそ探して偶然手にしたこのライターを使った。

酔っていると体がそれなりに麻痺しているもので
打ち身や擦り傷など、鈍感になる。
翌日気付いて、

「あれ？　いつ、どこで？」

みたいに。

なのに、その火傷は飲んでいるにもかかわらず、むちゃむちゃ痛かった。

ロックグラスに氷と水をいれ、小指を突っ込んだ。
冷たさで指が麻痺してきた。
我慢できるまでそのままで、出してタオルで水分をとった。
すると、すぐにじんじんしてきた。
またグラスに突っ込んだ。
寝るまで繰り返していた。

氷水に小指を突っ込みながら考えた。

酔っているから、こんなあほなことしたんだろうか。
いや、それほど飲んでいないじゃないか。
酔うのは量ばかりでなく体調もあるしなぁ。
んじゃ、酔っていると仮定して、なぜこんなに痛いんだろう。
酔っていれば、こんなに痛みを感じるはずがない。
酔っているのに痛いということは、かなりの火傷をおったということか？

なんか、泣きたくなって

「火傷しちゃった。　痛いよ～」

とメールを書いてみた。
しかし、わたしはそれを送信しなかった。
自制心が働いたということ？
では、そう酔っていたわけじゃないかもしれない。
ならば、なぜ小指を焼いたのか。
この不注意はどうして起こったか。

お酒のせいなのか
ただのトジなのか

このライターはめったに使うことがない。
ということは、火傷するために使ったようなもんじゃないか。
この火傷で、きっとわたしは何か学ばなきゃいけないんだろう。

禁煙？

いえ、それはお断り申し上げるでござる。　ぷっ

今日、傷跡を見てみると
小指の付け根から約5ミリのところに水ぶくれが出来ていた。

手術しなきゃだわ。
針をさして、中の水分を出す。

あーあ、それにしても、なんでこんなことに？

えてして、そういうもんだ。
わけがわからないもんだ。