
おとなの隠れ家/日記
marko
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| 2004年04月02日(金) ■ |
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| APRIL 2004 |
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「こっちへおいで」
「もうちょっとまって」
私は窓際に置かれた椅子に座りベッドの彼に答えた。 呼吸が乱れているのはシャワーの後だからだけじゃなく。 冷たいビールを もう二口くらい飲んで静めたい。 無造作に結んだ後ろ髪から水滴が流れ落ちるのをタオルで拭いながら 私はグラスを傾けた。
「ふぅ おいしい」
「早く おいで」
真っすぐに求めてくれる彼の言葉が心地いい。
「じらしてるつもりじゃないの」
言葉の代わりに にっこり笑い 私は立ち上がって体に巻いた大判のバスタオルを外した。
少し恥ずかしかったからベッドに駆け寄った。
ベッドの中で待っていた彼は ようやくきたかという顔で 私がベッドに入りやすいように毛布を外側に折って迎えてくれた。 私は彼にまたがるように乗り 胸に頬をすり寄せた。
「んん あったかいね」
すべすべして しっとりした彼の肌は私のお気に入り。 しばらくそのままで 背中をなでていた彼は私の両腕を取り 上にずらそうとしたけれど 私は両足に力を入れて それを止めた。
見上げると少し首をかしげている彼。 私は微笑んで言った。
「私が先に」
私は そのまま体を下にずらした。
ベッドの側に置いてあるスタンドから届く柔らかいライトが 淡いオレンジ色に飾られた私の指先と彼のソレを優しく包む。
私は右手の親指をそえ 小指を除いた3本の指で手に取った。 そして そっとくちずけをする。 弾力性があって それでいてぷるんとしたソレに唇を押し当てた。
ゆっくりと何度もキスをした。 不思議なくらいに愛おしさが心に広がっていくのがわかる。
ハナの先をすり寄せる頃には 両手ですっぽりと包み込んでいた。 付け根のあたりまでキスをして十分にご挨拶をしたあと 私は両膝をついて先の方に戻った。
私はどうすれば彼が喜ぶかを まだ知らない。 壊れ物でも扱うように右手の手のひらで包んで舌を使ってみた。 すくいあげるように。
彼は無言だった。 手を伸ばし 私の髪をなでながら ときおり肩に触れていた。
今度は全体を含んでみた。 右手で支え その右手とくちの動きを幾らかずらして上下させた。 彼は何も言わないままだった。 どんな感じなんだろう。 自信がなかった。
私は目を閉じて心を込めた。 伝わりますように........ そして続けた。
彼が言った。
「もうキミに入りたいよ」
声を聞いたら奥が熱くなった。 私はまだ十分とはいえなかったけれど すぐに欲しかった。 抵抗を感じながらも彼をしっかり刻みながら 私は少しづつ腰をおろした。
出遅れた私の潤いが だんだんと溢れ 彼を飲み込んでいくみたい。 繋がっていく感覚に私の体が喜んでいる。
彼を根元まで受け入れた私の口から言葉が漏れた。
「気持ちいい」
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