よるの迷走日記
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『壬生義士伝』を観終わりました。仕事だの五輪中継だので 中断して140分の映画観るのに三日かかった。ひでー。 檄やせが心配な中谷さんは着物に救われてましたな。 飛びついてチューするシーン可愛かったです。 思わず顔が緩む浩市さんはもっと可愛かったが。きゃー。 「醜女」呼ばわりされてましたが、地方から島原に 売られるってことはやっぱり美人だからで、遊女にとって 出世なんでしょうか? 借金が嵩むとだんだん出るお店の格が落ちていく、 という話は聞いたことあるけど。
アカデミー主演&助演男優賞を取った中井、佐藤氏。 良かったですー。 私の偏見で、歌舞伎とか能狂言など代々続いてる家を除き、 親の名前で出てくる芸能人は出世しない、というものがあります。 少なくとも親を超えるのは難しいと思うぞ。
むしろ親の七光りを見事にはね返してるなーと思う人達は 親と違う苗字のことが多い。 古くは加山雄三、堺正章、長門裕之&津川雅彦兄弟。寺尾聡。 (←親の世代が古すぎて思い出せないのではない。) 最近だと、宇多田ヒカルとか。 そしてもちろん、このお二人も。まあ貴一氏の場合 貴恵さんと言うお姉さまがいるわけで、 高嶋一家も森山親子とかも活躍してるし、じゃあ苗字のない SAYAKAなんてどうなるんだって、何だかだんだん 言いたいことがわからなくなってきましたが、 とにかく年齢も境遇も近い二人が演技の上でも火花散らしてるって 感じで良かったですぅ。
涙するつもりはなかったですがやっぱり夏川由衣の涙に つられた。どうでもいいが回想の脱走シーンすごかったです。 着物の裾乱さずあのスピードは見事だと思う。
それと富山出身の山田さんも地味に素敵でしたー。侍の下男から 博徒の親分へ。一体何があったのか気になるところです。
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