家族風呂を楽しみにしていた私は ゆっくり眠ればいいものを いつも通り早めに起きてしまった。 朝風呂が気になっていた私は ふと窓から階下にある外の家族風呂の入り口を確かめた。 狙いの檜風呂の入り口が空いているのを確認した。 こちらからはドアが開いているのを確認するほかない。 どんな人が入っていようが 家族風呂を使用しているならば締まっている筈だ。 他の家族風呂も空いているのを確認したので、 これは上手い具合にと思いながら支度しようと思った瞬間 朝もやの中で、空いていると思われた 家族風呂の入り口から全裸の男の人が這い出てきた。 一人ではなかった、二人三人でてきては まわりを確認して隣の空いている家族風呂の入り口へ 吸い込まれていった。 大事な男の人の場所はそれぞれ桶や脱衣籠で隠してたおり 遠目で見た限りだが私より一回り上の感じの男の人達だった。 男の露天風呂は家族風呂と近くにある。 朝早い時間帯であったから 他に家族風呂を利用する人はいなかったのだろう。 やんちゃな男達は生まれたままで 家族風呂を利用したというわけである。 何も言えず窓際に佇んでいた。 見たくて見たわけじゃないしね、これじゃ入れないな そう思った時、家族風呂の入り口の前では やんちゃな男達と 状況を知らないこの場にやってきたカップルが 鉢合わせしたらしく大騒ぎとなったようだ。 男達が慌ててドアを閉めた音が私のいる階まで聞こえた。