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なつぴかの日記
なつぴか
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2006年11月10日(金)
『のだめカンタービレ』

 前々から読もう読もうと思って目をつけていた作品のひとつ。今回TVドラマ化となるにあたり、「放映前に原作読まなければっ!」と慌てて単行本買ってきました。
どの原作もドラマ化やアニメ化の際には本屋で平積みになるが、月9だからなのか、それとももとからの知名度のせいか、積み上げ度が他の原作ものとは違って見えました。

 読んだ感想は、「噂に違わずオモシロイー」です。かなり笑える。音楽、聴きたくなりますね。
千秋先輩がやっぱりカッコいいっす。指揮者姿にくらくら〜ざんす。言葉遣いとか決して丁寧じゃないのにすごく品良く見えるのはどうしてだろう。毛並みがいいというか。みょーにフェチ心をそそる作りの男だと思います。のだめが変態になるのもわかります。
でもって、表面的には「センパイ、センパイ」とのだめがまとわりついてエサまでもらってるんですが、本質的なところではほとんど寄りかかり合ってないのがこの二人のいいところ。のだめがコンクール選外になったショックで帰郷した時も、千秋が救助にくる前に勝手に自己治癒してるし。
千秋がコンクールでポシャった時も、傷口に塩をすり込むのだめの「慰め」(笑)をよそに、自分でちゃんと乗り越えていくし。あたりまえっちゃーあたりまえなんですが、けっこうありがちな「互いがいかに精神的救いになったか」を安易に強調しないあたりがこの作品の好きなところです。電話くれないとスネてるのは千秋の方だし。なんか不思議でおもしろい。

 他にも峰君やら真澄ちゃんやらハリセン先生やらお気に入りキャラはたくさんいるが、千秋・のだめの次に好きなのは黒木君です。
しかし黒木君、改めて読み返すと初登場は恐ろしく地味なお顔をなさってて…。のだめを好きになったあたりからどんどん可愛いらしくなっていく。恋は男子を美しくする???(…ようするにこのエピソードでメインキャラに昇格したってことなんでしょうけど)。
あと、気に入ってるのはターニャです。登場時から好きでしたが、お城の「息子パーティ」での空回りっぷりが可愛くてツボでした。いや、べつにキャラ転びでこの作品のファンやってるわけじゃないんですが。あ、フランクやリュカも好きです。 

 この話にわたしが本格的にはまったのはパリ編に入ってからですね。なぜだろう。わかりません。たいてい自分が物語にハマるパターンとしては、前半部分で転びまくり、話が進んで次章に入ったあたりで失速して読むのも惰性になってしまうことが多いんですが、今回は逆でした。5巻あたりでは「おもしろい。けど、全巻買い揃えるほどかな。まあ、もうちょっと読んでみよう」くらいに思ってたのに。9巻越えるあたりで「つ、つづき…続きを…(禁断症状)」状態になっておりました。

 ところで、この話、しばしば主役が「千秋真一」と紹介されてるのはどうしてでしょーか…。のだめだよねえ?主人公…。物語が千秋の視点で語られることが多いからか?? まあ、主人公が変人である場合、その変っぷりを生き生きと客観的に描写するために副主人公をツッコミ役にして、そこに視点を合わせることはよくあることだが。
でもこの話の座長はやっぱりのだめだろうよ。まあ正確には、のだめと千秋、両方がこの話の軸となっており、両方とも主役格と言えると思うけど。
 …でもよーく考えると、音楽の物語として分かりやすく成長&挫折&活躍をしているのは千秋の方だな…。むむ…。の、のだめも頑張っているんだが…。

 いやー、読んでてちょっぴり「昔、習ってたピアノ、またやってみようかな」なーんて思ったり(笑)。しかし、今の部屋にはピアノがない。実家に帰ればあるが、何年調律してないんだ…?(父が時々使ってるらしいが…)。 習ってた当時はピアノ教室でもあまり熱心な生徒とは言えず、小2から始めて、バイエルを終了する頃には小学校卒業を迎えてましたよ 。ギャハハ。中学でやっとブルグミュラー。その途中でやめた。いやはや。今思えばもうちょっと真面目にやればよかったです。そうすれば今頃はベトベンやシュベルトの1曲や2曲…(無理だろう)。

 そして読みながらいつも思うこと…。楽器描くのって大変そう…。