みかんのつぶつぶ
DiaryINDEX|past|will
娘のお弁当箱を探しているときに、 キッチンの引き出しの奥にみつけた。 いや、 みつけてしまったという感じが強かった。
入院中にずっと彼が使っていた箸箱。 中には薄紫色のお箸があって。 そのお箸の先には、 彼の前歯の跡がついていて。
それは、お箸を噛む癖があったわけではなくてね。 右手の力もなくなってきてしまい、 意識もはっきりするときが少なくなってきてしまい、 私がお箸で食事を口に運んでいたときに噛んでしまったのだ。
そんな状態でも、 彼は食べたかったし、 食べる意欲があったし、 一日のサイクルを崩さないでいようとしていたのだ。
ちょっと、朝からまいってる。 それに雨で涼しくなってくるこんな季節で、 一足一足、 ひたひたっと忍び寄る自分の陰の部分を感じてしまい、 空をみて深呼吸をするんだけどね。
ま、こんなときもありでしょ。
|