みかんのつぶつぶ
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2002年07月25日(木) 人という字はね、

結局は。




何をしても

何を見ても

なんにも解決しない。



自分だけの苦悩。



でも、

少しづつ、

生々しいものに触れることができるようになった?




心を鈍感にしてね。

少しは手を出そうという気になったかなぁ。

さっぱり自分の気持ちが読めない気がする。



なにかに、

なにかが、

やっぱりつっかえてる気がする。



わたしは悪くなーーーいっ


って、


海で叫んだらどうだろ。とか。






私は悪いですか?







.......*.......





小さいものに救われる自分に気づこう。



自分より小さきもの、こと。

子どもに救われることってある。

老人に慰められることってある。

手を出してへし折れる草花に気持ちが和む。


救われてる。


車椅子で街を通りぬける人の姿に励まされる。

がんセンターで病と闘う姿に、

闘う姿に、

闘う姿に、




勇気をもらう?




ある意味では、

勇気を与えられたかもしれない。

これからの人生で私が直面する痛みは、どおってことないぞ、と。




でも、

勇気をもらう、とか、

励まされる、と、

そんな甘いことではなくてね。

現実は、

そんなに綺麗な言葉で飾れないことが多くてね。



早く治ってね



治ったら、どうなる?
治っても、病に罹る前には戻らない。

安易な言葉は傷つけるよ。

だけど、

そんな安易な言葉にさえも敏感に感動して、
患者は涙を流すこともあるんだよ。



特別な言葉や扱いはいらないから、
普通の簡単なごくありふれた会話を心がけ、
そんな会話のなかでどんなことを感じたか言葉にしてくれたら、
その大切な言葉によく耳を傾けて、
つじつまが合わなくてもさえぎらず、
患者の気持ちが動くままに言葉を交し合う。


でもね。
やっぱり敏感な心を思いやる気持ちを忘れずに。


お互いさま、ってことを、
患者と看護する人間の間にあれば、
こんなにいいことはないよね。


支えてくれて、ありがとう
支えとしてくれて、ありがとう


ね。




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