どこか海がみえるそんなところに一緒に逃げていこうか朝から泣いているという。気がつくと涙があふれている彼の瞳は、悲しみに濡れている。どうして泣くの?そんなことわかっている。情けない…もっと泣いていいんだよ。雨がしきりに降っている夕方寒くなったね、家に帰ろうか・・・なにかあったかいもの、つくってよね・・・叶わない想いを胸にしまう。彼のだいじなだいじな一日がまた終わろうとしている