みかんのつぶつぶ
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父の誕生日。 去年は豪雨のなか、 ゆみちゃんと一緒に 病院の帰り 父の待つ実家へ行ったのだった。
思えば、 あの日が あれが最後に 父と実家で過ごした時だった。
黄疸が出ていた父を 黄疸も個性にしちゃいなよね、などと いつまでも父が元気でいると甘えたことを… 悔やまれる。
小さくなってゆく父の姿に 別れを予感してしまうことを 払いのけようと必死だったのだ。
3週間後、 あっという間に逝ってしまった父を 泣いても追いかけても もう どこにもみつからない。
67歳、おめでとう。
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