闇の底に...Cuckoo

 

 

重み - 2003年05月06日(火)

キミの側で眠むる
小さな寝息がボクを包む
この誰も居ない空間で
キミを独り占めしたい


3日の日
真夜中まで働いて帰宅した
すぐにはいつも眠れない
朝の5時くらいに寝て
9時におきた
ボーっと用意をしていたら昼になる
慌てて駅に向かって電車に乗り込んだ
この街を離れると安心してしまうのは
いったいいつからだろう
いつからアタシは
県外に行く時に
『逃亡』する気分になっていったのだろう

待ち合わせの駅で彼が待っていた
ふたりで昼食を食べた
混雑した店内
彼の話す声が聞こえない
何度か聞きなおしたりもして
それでも彼は嫌な顔をしない
彼と初めて二人で旅行したのは
そういえば去年のGW
1年経った今でも
こうして二人で遊びに行けるなんて
全然思いもしなかった。

方向音痴なアタシ達は
電車を乗り換えるだけでも結構大変で
それがまた少し面白いと思える相手でよかったって
そう思った
これが元旦那だったら
機嫌を損ねてたかもしれない

初めて二人で行った県だった
初めて乗った電車で
初めて降りる駅
初めて見る景色
電車の中で少しくっついてみたら
珍しく離れなかった
この間あったときからなんだか
少し優しい。

目的の場所についた
すごい人ごみでいろんなショップを見てまわる
アタシの好きそうな雑貨屋を見つけ
あんなん好きじゃない?
なんて言って一緒に入る
こうやって
時々会うだけだけど
それでもあの人は
アタシの好みを知って
アタシの考えを知っていってるんだな
だからアタシは
あの人に戻っていくんだろうな
そう思った。
二人で食事して
二人で買い物して
珍しく彼が欲しがる物があって
悩んでた
時計だった
あまりお金持ってきてないからなぁ
なんて言いながら
結局カードで買っていた
腕時計
今してる腕時計を外してつけてみた
真っ黒の時計
外した時計をアタシが持って
しばらく眺めてあたしは言った
これ 欲しい。
新しい時計を買った彼
もう今までのはいらないでしょ?
少し悩んだ彼は
いいよ
そう言って
男物の大きな時計をアタシに手渡す
そうしてアタシは
ごつい彼の時計を腕にした
重くて
大きくて
すごく嬉しくて。

そうしてアタシ達は夜を迎える
キミとアタシ
二人だけの夜
何も考えなくていい
二人でテレビにて
つかれたぁって言って

そうアタシは
久しぶりに
彼のコトだけを想って夜を迎えた
ほかには何も想わない
憎まない
悲しまない
孤独にならない
そんな夜は
久しぶりだった



腕には彼の重み

今もずしっと

彼の存在。



帰りたくない

戻りたくない

そう

呟けない。



        水鳥。


...




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