闇の底に...Cuckoo

 

 

N to M - 2003年05月10日(土)

ボクとキミ
隠れた想い
隠れた文字
ボクの想い
キミの意図
全てが分からなくても
たった一つ事実があるとしたら
あるとしたら?


昼前に目が覚めた
洋画を見ていたアタシは寝たのが明け方
なのに彼より先に起きていて
彼は『寝たの?』なんてびっくりしてた
用意が終わり部屋を出て
近くの喫茶店で昼食を取る
起きて1時間くらいしかたってないのに食べたオムライスが
少しおいしくて
少し胃には重くて
彼がふと腕時計を見ようと手をあげて
ついてないことに気がつき
二人で笑った
アタシは彼を真似て
彼の腕にあったはずの時計を見た
昼の一時前だった。

そのまま前に彼と見つけたアクセサリーショップに行く
彼の誕生日プレゼントを買う約束だった
彼に聞いていた
何が欲しい?
彼はなぜか『リング』と言う
アクセサリーなんてつけないくせに
そう思いながらも分かったと答えていた
そしてショップに。

アクセ好きのアタシはついショップで見入る
きっと何時間でも見てられるんだ

彼のなの?
それともアタシのもなの?

心で問いかけながら見ていたら
あるリングを彼は選んだ
文字だけのリング
それが男っぽくて
これはどう?って聞いた彼に
それでいい?って聞き返えすアタシ
嫌?って聞き返す彼
アタシのもいいの?

そのリングをやめて
二人でもう一度探す
アタシの好きそうなやつでいいって

新作のコーナーでかわいいものを見つける
おそろいの
一つは青い石のついたもの
一つはピンクの石のついたもの
書かれた文字は
『SWEET ON YOU』

店員を呼んで出してもらう
彼の指のサイズをはかる
店員は笑顔で言った
『リングの裏に文字が刻めますけど』
少しとまどって断ろうとする彼に
彫ってもらおうか
笑って言うアタシ

何を彫るかで少し時間がかかった
そして
アタシの名前と彼の名前

『N to M』

なんだか恥ずかしくて
そして嬉しくて
掘ってもらう間にピアスを見ていた
いいよ って言う彼に甘えてピアスを買ってもらう
青いハートの上に
シルバーの天使の羽
それはまるでアタシに似つかわしくなくて
綺麗で
かわいらしくて



二人で手を取り歩き出す
新幹線はすごく混雑していた
アタシの手には真っ白のかわいらしい袋
アタシとアナタの小さな秘密
休暇を終えた家族連れが
電車を待つ
溢れる人ごみ
ホームに電車がやってくる
そしてキミを連れ去る。
そしてアタシはまた
現実に引き戻される
夢だったのかしら
そう思ったとき
左腕の重みに気がつく
あぁあの人がココに残っている。



キミのくれた羽のついたピアス
ねぇこの羽で空が飛べるかしら
キミの元に?
ううん
だれも居ない世界に。
だれもだれも居ない世界
キミとの思い出だけの世界に
何も悩まない
幸せなんていらない
だから苦しみも与えないで





ねぇこの羽ははばたくかしら
何事もやってみないとわからない
そう誰かが言ってたわ

そうでしょ?



               水鳥。


...




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