逃げ出したアタシ - 2003年04月14日(月) 手を伸ばし掴んだ物は ふわりと逃げ出して それを見あげてボクは 泣くしかなかった。 土曜日。 深夜はなしあいのはずだった 仕事中 バイト仲間の女の子がふと呟いた 『気まずい?』 ずっとバイト先の店長と付き合ってるのは内緒だった 一人以外知らないはずだった でも分った 彼女から聞いたんだな。 終わってから話しを聞いた 営業が終わってから。 相手の彼女からいろいろ聞いてるらしい 仲がいいから そう思った バイト仲間の女の子の話は アタシにダメージを与える 年下の彼はアタシにいくつものウソをついていた いくつもいくつも。 信じてる訳じゃなかったからいい そんな風に割り切れるものじゃない 話しを聞き終わって一人トイレで泣いて それから清掃に入った バイト仲間の彼女が手伝ってくれた 彼女が言った 『ぶっちゃけ 向こうが話してくるから聞くだけで 友達じゃないんだよね』 ぶっちゃけ 彼女の癖だろうか いや今回初めて聞いた けど土曜日はよくその言葉を彼女は使った 『ぶっちゃけ あの女が辞めればいいと思うんだよな 何事もトラブルメーカーだし 水鳥。さんには辞めて欲しくない』 オーナーの奥さんも言ってたな 辞めないでって。 その後だった そう清掃が終わった後 アタシは彼と話したくなかった ラストまでいてくれた彼女とファミレスでも 年下の彼には何も言わないで 出かけようと思ってた矢先 その彼がファミレスに皆で行こうと言い出した アタシが逃げ出すのを察知したんだか 二人で行きたくないと思ったんだか 事の次第を知っているバイト仲間の彼女と アタシと年下の彼 そして何も知らないバイトの男の子 その四人で真夜中のファミレス なんだか絵的にありえない そうアタシはバイト仲間の彼女に呟く なんだかすごい気まずい バイト仲間の彼女はアタシに呟く それでもアタシ達は いつものように笑っていた。 明け方の四時近く アタシ達はわかれる それではお開きで そうアタシ達は遊びに行った後必ず言う そしてバラバラで帰る。 そして彼から電話がなる 話せなかったら来週 もう今更何を話すのだろう まだまだアタシは傷つかなきゃいけない? 昨日バイト仲間の彼女から聞いた 土曜日その後 彼女が年下の彼の家に泊まったって ほんの少し傷ついて そして気がつく 傷ついたのはあたしだけだったんだってことに。 眠れない土曜日の夜 いや日曜日の朝 2時間の睡眠をとって起きる 県外に逃げ出そう 県外逃亡する そうオーナーの奥さんに告げて 1年ぶりくらいに彼の住む町に行く 全てを忘れれるなら どこまでも行くのに 着いた先で 久しぶりに見た彼の顔が アタシを迎えた 『なんか少し変わった?』 そう言われて笑った 変わったのはこの1週間でだよ 『4キロくらい痩せたからね』 そう言った 1週間で4キロだけどね そう心の中で呟く これは現実か幻か そんな事はどうでもよかった 歩きつづけるのが苦痛じゃなかった 逃げ出した先で小さな喜びを得た 帰ってきたら苦痛が又襲う 彼がくれた幸せは 現実に戻るのを怯えさせた 日曜日 アタシの僅かな幸せ ゆっくり思い出したい つらい事をわすれたいから 明日ゆっくり思い出そう 傷が癒えるには ここにいられない 水鳥。 ...
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