手を繋ごう - 2002年06月24日(月) 手を繋ごう 歩きなれたこの道も きっとキミが居れば違う道 手を繋ごう こんなに近くにキミがいると ちゃんと実感したいんだ 昨日彼に逢ってきました 30分の遅刻でたどり着いた彼 何も食べて無いから気持ち悪いって痴愚ってた。 駅のうどん屋に入って彼が食べてる横で ただ笑って眺めてた 映画を見るはずがすごい混雑で時間に間に合わなくって 結局ふらふらしてただけだった 途中ケーキを食べた アタシがついこの間ケーキが食べたいって言ったのを 覚えていたんだろうか 甘い物がまったく食べれない彼は アフターヌーンセットなんて頼んでた。 それからちょっと遅い父の日のプレゼントを選んでた 犬の枕 すごくかわいくって よかったね 笑った。 それからアタシ達は ただ抱き合った 人前で手を繋ぐことができない だから誰も居ない場所で。 彼が触れると体が震える 涙が出てきそうになる そんなアタシを強く抱きしめてくれる それなのに距離だけは感じる なんだろう この距離感は きっとこれが 心の距離なんだろう 彼は言った 本音は 男は誰とでもできる って 死ぬほど辛くなった そうだよね アタシじゃなくてもいいんだ 彼はアタシを近くに寄せて そして遠い場所に突き放す 毎回そうなんだ そしてアタシは何度も 片思いを実感する。 帰りの電車 時間がある 外にあった屋台のラーメン屋で ラーメンを食べた 寒い夜 少し震えながら 隣りに座った 帰り際 ラーメン屋のおじさんが言った 『なかよくなー』 笑ってその場を去った アタシ達は人からみるときっと 仲のいいカップル だけど実際は? 駅のホーム 電車が来る 彼はまた 振り向きもせず乗り込む 別れを惜しむ事もなければ 最後のkissも無い 手を振って 誰も居なくなったホームでただ一人 立ち尽くした 寒い夜 寒さを感じる余裕が無いくらい 孤独を感じる 手を繋ごう そこにアナタがいると アタシの体に教えてよ すぐ側で 触れるほどの距離なのに アタシはあの人の手に触れることが出来ないで居る 手を繋ごう 見慣れた景色が キラキラ輝くはずだから 幸せの瞬間なんて 一瞬で儚い物だと また思い知る。 水鳥。 ...
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