23日の幸せ24日の涙 - 2002年06月22日(土) 女は誰もが知っている 自分の好きな色 自分の似合う色 人は誰もが持っている 自分の色を ブルーのマニキュアをつけた 青よりほんの少し薄い色 ターコイズよりほんの少し濁った青 真っ青に薄い黒を混ぜた色 それがアタシに合う色。 純粋にはなれない きっとソレがアタシの色なんだろう。 明日です 明日1ヵ月半ぶりくらいに彼に逢う 2度目の映画に行きます 水鳥はいままで付き合ってきた人や 元旦那とデートらしい事をした事があまりない 今の好きな人とは いろんなところに行ける それが口実でもあるのだけど。 元旦那とは新婚旅行以外 たった一度だけ水族館に行った それ以前の男は飲みに行ったりカラオケ行ったり ドライブだったり部屋でこもったり そんな関係しかなかった なんだか今のこの関係がちょっと嬉しい。 想いが一方通行だからだろうか 女は想うより想われる方が幸せだという 本当にそうだろうか アタシはめいっぱい想いたい。 その分苦しみの方がいっぱいで 哀しみに覆われていても こうやって逢える一瞬がとても とっても幸せだから。 もちろんその後にやってくる苦しみは 立ち直るのが難しいくらい重い。 初めて彼と逢ったのは12月23日だ 丁度半年前 きっちり計ったように半年前の23日 あの日アタシはどんなに幸せで どんなに苦しくて どんなに悲しくて どんなに切なかったか それは忘れた事が無い もう半年も前なんだね 時間が経つのは早い。 それから一ヵ月後にアタシは振られて もと彼女の話しを聞いて もう逢えないんだって想った 23日に逢った次の日 24日には悲しみだけが残った 余韻に浸る余裕なんて無かった それは今でもないのだけど 余韻に浸る余裕が無いのだろう なのにアタシは又逢う まるで定期的のように逢うアタシ達は 前とはちょっと違った関係にも見えるのだけど 現実は変わっていない 想うのはアタシ 距離を置くのは 置くのはどっちだろう 明日は何をしよう どこに行こう アタシの住む街に彼が来る なんてすごいんだろう ワクワクしながらもどこかで 毎回感じる哀しみを思い出しては 恐怖が訪れる また次の日には また夜には アタシは一人泣かなきゃいけないんだって ちゃんと分っているのだから。 毎回これで最後と思う きっともう逢えないのだと思う 幸せと恐怖が入り混じった感情を 誰か理解してくれるだろうか 明日アタシは彼に逢う 明後日アタシは一人になる 明日の今ごろは一人 あの人を思い出してため息をついている 時間が止まればいいと 今まで何度思っただろう それでも経過する時間に アタシの心だけは付いていけない 止まったままいつまでも アタシの片思いは続く。 そう 繰り返す。 青いマニキュアを塗って 買ったばかりの口紅をつけよう あの人がちらりとアタシを見てくれるように 明日あの人がこの街にやってくる 明後日アタシは一人になる。 水鳥。 ...
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