混沌 壊れゆくこの世界 - 2002年05月11日(土) 始めは一つだったのだろう 生きるというタダ一つの目標だったのだろう いつからこうなった? 快楽の為に命を奪い 自分の利益だけを求めるようになったのは 最近やな話ばっかりだ 北朝鮮の家族の亡命 アナウンサーは叫ぶ 政治家は怒る 治権を侵害されたと 恥ずかしい事だと 恥を知れ そんなお前らがアタシは一番恥ずかしいんだ。 見えないのだろう 傍らで泣く少女の顔が 何より大事な子供を背負い 命がけで走る親の気持ちってどんなだろう 救いを求める気持ちって どんなんだろう 救いを求めたのに 求められたのに 他人事の様に眺めるこの国を どう感じたろう 救いを求める相手を間違ったと そう落胆しただろう 人の命より警官が自国に入った事にしか 興味を示さない人間だと こんな国に何を期待したのだろう。 小さな少女は目の前で 大好きな母親を苛められたと感じるだろう あんな小さな子供すら救えないなんて 昨日某掲示板で 猫の虐待惨殺の実況中継があったようだ。 アタシは見てない。 生きている猫の画像 それから少しずつ虐待していくさま そして 小さな命が消える瞬間を その瞬間を画像と共に一緒に。 愉快だったろうか 沢山笑ったのだろうか 快楽を感じたのだろうか その命が消える瞬間を その手の中で感じて。 小さな猫は何を感じた? 大きな手が自分を苦しめる為にあるのだと 知らなかったはずだ その手が殺意にまみれている事に 気がついたのだろうか 憎しみを最後に 消えた猫 生きるため以外に命を奪いだしたのはいつから? 自分の利益しか見れなくなったのはいつだろう 壊れた心はあたしだけ? 誰でも? もしかして当たり前のことなんだろうか 冷たい手をして 冷たく笑いながら 何もかも奪い去る それが人間なんだろうか これだから人間なんて大嫌いだ あの人の手は暖かかった それが せめてもの救いに感じた。 水鳥。 ...
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