| 2005年04月16日(土) |
ギャルゲー志向はじめました。 |
タイトルどおり、ギャルゲー志向はじめました。 と言うか、気付いたらしてました。
やたらと同じ台詞を言わせる=口癖を作りたがる。 やたらと同じ言い回しを使う=日常を演出したがる。 やたらとワンパターンを好む=それがギャルゲーだから。
つまり、僕が力を入れているのは「いかに日常から脱出するか」であって、そのためにはまず日常が存在していないと意味がない。 そして、プレイヤーに日常感覚を植えつけるには、繰り返しがもっとも効果的だと思っている。 学習の基本は繰り返しである。 つまり、何時間も、何日間も同じ台詞を聞かされ続ければ、意識せずとも覚えてしまうというわけだ。
で、慣れた頃にガラっと展開を変える。 ようするに僕が考えるギャルゲー起承転結のうちの転ですな。
起:日常の中でキャラクターによってインパクトを与える。 承:日常を繰り返して、世界観をプレイヤーに焼き付ける。 転:安定した世界観をとんでもなく崩す。 結:最後は大団円。
これが僕の考えるギャルゲー起承転結。 なので、日常会話で台詞にボキャブラリーが少ないのは気にしない。 「またこれかよ!」と、キャラのアホさ加減に笑ってくれればいいのだ。 勝負どころはそこではないのだから。 だから細かい言い回しにこだわるな。 ちゃんと物語を練れ。
という考え方の僕が書く文章は、文章を書く人にはめっぽう受けが悪いようで。 たぶん、小説化養成とかのスクールなんかに行ったらボコボコにされそう。
|