熱帯夜(獅子鷲)


 Past : Will 2004年07月09日(金) 


目を覚めたのは、思いがけず、ひんやりした風が吹き抜けていったからか。

熱帯夜になると聞いて、無用心とは知りつつ、窓を開け放したまま眠っていた。
クーラーの風は好きじゃない。
扇風機は壊れてしまったし。

生ぬるい風が、また、俺の上を通り過ぎて、そのまま、開けっ放しのドアへ抜けていく。
すぐ横のリビングでは、客用布団を敷いて、岳が眠っているはずだ。
ひょんなことから喧嘩して、そのまんま。
変なところで意地っ張りな岳は、出ていくことはせず、リビングに布団を敷いて寝ついてしまった。

汗ばんだ首筋に手をやって、俺はゆっくりと起き上がった。
のどが渇いているわけじゃない。でも、冷たい水が飲みたい。
そうすれば、この持て余すほどの体温も、少しは下がるかもしれない。

フローリングの床に、ヒタヒタと響く自分の足音。
死んだようにグッタリ横たわる岳を横目に、ダイニングに入り冷蔵庫をあけた。
はじめ白っぽく、それから黄色っぽく見える光が眩しく、目を細めながらミネラルウォーターのボトルを取り出し、そのまま口をつける。
つるつるとのどを滑り降り、ひんやりと身体を内側から冷やされて、思わずため息をつく。

タオルケットをはねのけ、寝苦しそうに寝返りを打つ岳を横目に、俺は窓を閉め、カーテンも閉じて、クーラーのスイッチをオンにした。
それから、自分の部屋のドアも閉める。
外からの光源を失って、部屋が暗闇に包まれる。
ピ、ピ、ピ。と、リモコン操作で、設定温度を下げ、それから、おもむろに、岳の横に寝転がった。


近くで聞こえるすうすうという規則正しい寝息に、そっと腕を伸ばすと、汗ばんだ額が指先に触れた…。


---------------------------------------------

熱帯夜。
ここのところあっついですなぁ。指輪焼けがくっきり。
卒論の中間報告のレジュメをつくりつつ。ひさびさにパソいっぱい触ってます。

ぎゃー!サイトのカウンターもBBSもふっとんでる!
(拍手でご指摘、ありがとうございます(><)
あわわ〜…対処せねば。またレンタルしなきゃ!
レンタルと言えば、この日記でもお世話になっている『エンピツ』、無料登録止めちゃったんだね。あー…やっぱりログはとっておくべきか…。


Index