The Finishing Touch(獣医独白)


 Past : Will 2003年10月12日(日) 


ねぇ。
いつになったら白状するの?
もういい加減にさぁ、白状すればいいのに。
目は口程にモノを言い、何て言うけど、イエローほどその言葉が当て嵌まるヤツもそうそういないよ?


多分イエローは必死で隠してるつもりなんだろうけど。
俺のことなんて、何とも思ってない。
そう、自分に言い聞かせてるんだろうけど。

悪いけどそれ、無駄だから。
無駄な足掻きもいいトコだから。
はっきり言って、一番鈍感なのはイエロー自身。
ブルーなんかは勘がいいから、多分絶対気付いてる。
この間なんか、俺がイエローにキスするとこ、ブラックに見られたし。
イエローからは陰になってて見えなかっただろうけど。


そう。
それも不思議なんだけど。
何でさ、キスする度に『どうして?』とか聞くわけ?
『何でキスなんかすんだよ?』って理由なんか一つしかないでしょ。
俺はそんな、誰彼構わずキスするようなヤツじゃないよ?
ましてや、男相手に。


キス、するのは好きだから。

イエローだって、何だかんだ言って逃げないのは、それが理由でしょ?
だったらさ。
とっとと白状して、楽になったら?
『お前が好きだ』ってさ。
言えば、俺も言うし。

だから、ホラ。



―早く俺のものになってよ――

――岳。



TO BE CONTINUED...
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獣医は大変書きやすい。


ADIEMUSの新譜"Vocalise"を買ってきました。
自分とADIEMUSとの出会いは余りにも唐突で、衝撃。
日本での初ライブに足を運び、彼らの創った音楽が自分の耳へ届いた瞬間、涙が止まらなくなりました。
そのまま、3曲目まで泣き通し。

後にも先にも、自分に、棺桶まで持って行きたいとまで思わせた音楽はADIEMUSだけです。

で。
今回の新譜、5thアルバムは、リードボーカルであるMiriam Stockryが抜けたので、えらく感じが変わっています。ボーカルは高音主体かな。
一言で言うと、ちょっとポップに。
サックスを取り入れたJAZZYな曲も目立ちます。
それから、クラシックの名作を下地にしたものが多くて、知っている人は思わずニヤリという作りにもなっています。
ちょっと面白かったのは6曲目。
Akruzamというタイトルが、原曲である『ショパン作曲 マズルカ Op.17 No.4』の『マズルカ』のアナグラムになっています。

今のところお気に入りは"Boogie Woogie Llanoogie"かな。

今年の来日公演も行きたいなぁ。
Karl Jenkinsの指揮も好きなんです。
『ソコをそう振るか!』と思わされる場所が余りにも多くて!関心しきり。


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