俺の好みはホットチョコレート。


 Past : Will 2002年11月07日(木) 


北風が日に日に強くなってきている。胡同を吹き抜けていく強い風が、甘い香りを運んで来るようになったのはいつからだったか。
この村に住んで四十数年、厳しい戒律に押し潰される様に廃業したパティスリーはゆうに三十を超える。

しかし、先月開店したばかりのあの店…『マヤ』といったか。中々骨のある店主のようだが、それもいつまで持つことやら。


というわけで今日も朝一映画(前振り長いから)。

『ショコラ』(ラッセ・ハルストラム監督)を観てきました。

フランス田舎の小さな村。カトリックの戒律に縛られたこの村に、ある日小さなショコラティエが開店します。実は、店主のヴィアンヌと娘のアヌークは、チョコを使って人々に幸せを分け与える流浪の民の末裔。
客の好みにピタリと合ったチョコレートと、カカオを使った不思議なレシピで、閉鎖的だった村の人々の心が徐々に開かれ、灰色だった村の空気が徐々に変わり始めていました。
しかし、それを良く思わないのは戒律をもって村を治めてきた村長のレノ伯爵。彼は村人の店への出入りを禁止し、店主のヴィアンヌとは対立関係。
そんなある日、村へジプシーのパーティがやってきて…


久しぶりに、出てくる人が黒髪黒目じゃない映画を観ました(笑)フランス語まじり…というかフランスなまりの英語がちょっと新鮮。
出てくるチョコレートが全て美味しそうで…劇場で貰った(先着50名様プレゼントらしい)明治の板チョコを食べながら観てたのですが、普段より何倍も美味しく感じました。

それからね、音楽。
カカオの一族のルーツが南米なので、南米音楽が!サンポーニャが!しかもそれがストリングスと会うんだこれがまた!ジプシー音楽も暖かくて良かったなぁ。ちょっとスコティッシュ…?

ジプシーの長であるローを演じるジョニー・デップがかっこいいです。ヒゲが!ジプシーギターをかき鳴らす彼も良かった!キスも良かった!すっげセクシー。我が家のドアも治して欲しいです(病)

さすがラッセ監督。癒し系映画と言われる意味が解りました。
カトリックの戒律にぎちぎちに縛られた村人の行動や言動、抑圧された人々が抱えるストレスなど、この映画の暗の部分に、日本古来の醜い村意識と共通するものを感じてみたり。

チョコレートを中心に繰り広げられるプチファンタジーだけでは終わらせない、ちょっと深い映画です。
ラストの銅像の演出がにくい!(ネタバレ)

でも、あの小さな茶色い一欠けらは、幸せの種。
チョコ食べたくなる映画だよ!

チョコレートと言えば、『チョコレート』も観に行きたいかも。


帰りにSWEETBOXの新アルバムを買いました。どこ探しても売り切れなんだもん!やっと手に入ったよ!
自分も例に漏れず『Read My Mind』目当てで買いました。

あれ…?
全曲そこはかとなくアジアテイスト…?
とか思ったら二代目ボーカルのジェイドがフィリピンをルーツに持つ人だそうで。だからか!
自分は三曲目の『Unforgiven』がお気に入り。イントロはガムランでサビはチャイナ&三味線テイストなんてずるすぎる!あとは四曲目の『Lighter Shade Of Blue』も好き。英語ボーカルと琴がこんなに合うとは!

R&Bジャンルだけどコテコテじゃない、そんな軽いものが聴きたい人にはオススメです。
SWEETBOXというとやっぱり、G線上のアリアを元にした『Everything gonna be alight』が有名かな。えびしんごなびーおーらいと♪

(そういえば気がついたらハリケンにも三味線らしきものが…ニンジャミセンだったっけ…?さm(強制終了))

それから最後に。
今日は幼なじみのバースデー。
昔から、お互いがどこでどんなことをしていようとも誕生日カードだけは忘れずに送りあう仲です。家は近いんだけど大学の位置が全然違うから会わないんだよね。いつか一緒に遊びたいものです。東洋西洋で興味のある分野が正反対だけど、あなたの語学留学話はいつでもとっても楽しいです。
ニュージーランド連れてってくれよな!中国つれてくから!(なんてこんなとこ見てる筈もないんだけど)

ハッピーバースデー!S!


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