独り言は心の叫び・・・
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2003年06月09日(月) 今日が俺の命日だ・・・(30年を振り返る)[3]

[前回の日記の続き]

[俺の30年の人生(クソみてぇなダメ人生)の続き]


そして中学生になる。

中学校からは他の小学校からも生徒が来て一緒になる訳だ。

中学校入学式の時、クラス分けの張り紙を見て俺はガッカリした。
俺のクラスには小学生時代の仲の良い友達が1人も入っていなかったからだ。
そこで俺は人生の分かれ道(運命)を体験した気がする。
ここで上手く仲の良い友達がクラスに入っていれば・・・。


相変わらず俺は内気で人見知りで無口。

小学生時代に通用していた俺の無口さも中学校では効かなかった。

勿論、俺からは話し掛けない訳だから、
他の小学校から来た奴等とは交流がもてない。
しかも小学校時代の仲の良い友達も居ない。

おのずと孤立するのは当たり前。
クラスの奴等も俺を無視するのは当たり前。
俺はクラスの中で独りきりの浮いた存在になる。

そして例の如く俺はイジメられる。
しかも1〜2人の奴からだけに・・・。
しかも同じ小学校の同じクラスになった事がある奴にだ。

まぁそれには理由があるのは分かっている。
そのイジメる奴は小学校時代に途中から転校してきた奴だから。
転校してきた奴はイジメられる。
でも俺は無口だっだからイジメようが無いんだけどね。
でも何故か、その恨みを中学生になって俺に晴らしていたようだ。
まぁ良いターゲットだったんだろうね。
俺を助けてくれていた仲の良い友達も、このクラスには居ない訳だからね。

そして、そいつにイジメられていても、勿論、他の奴等は俺を無視する。
たまに『やり返せよー』って言う奴も居たけど、
俺の性格上、やり返す事が出来る訳が無い。

苦痛の毎日。
やはり学校に行きたくなくなる。
何度となく仮病を理由にズル休みをするようになる。

さすがに親も感付く。
『俺は孤立している』『俺はイジメられている』
親は学校にその事を言う。
俺は親から先生から説教される。
そして一時的に治まる。一時的だけね・・・。

親も先生も甘すぎる。何も分かっちゃいない。
表向きにしか処理をしない先生。
俺をそんな弱い人間に育てた親父と母さん。


また同じ事の繰り返し。
俺は登校拒否をする。
休めば休む程、勉強や学校行事が分からなくなる。
それでも後先考えずに「今さえ休めれば良い」って感じで休み続ける。

ついに、まったく学校に行かなくなる。
親父と母さんは毎日のように夫婦喧嘩をする。
親父は『お前が甘やかすからいけないんだ』と母さんを責める。
・・・違うぞ。
親父が俺を甘やかしたんじゃねぇか。

そして母さんが泣くのを初めて見た。
『どうして学校行かないのよ』って。
・・・ショックだった。罪悪感を知る。
それでも学校には行けない。

俺の事で夫婦喧嘩から離婚話へと発展する。
『離婚したらお母さんはお姉ちゃん達と暮らすから』
『お前はお父さんと暮らしなさい』
・・・母さんから見捨てられた気分。ショックだった。
俺は要らない訳だ。今でもその言葉が忘れられない。

姉さんらも俺と口をきいてくれなくなった。
たまに発する言葉は俺を責める言葉だけ。

家族内でも俺は孤立する。

そして初めて「死にたい」と思うようになった・・・。


登校拒否は続く。

ついに児童相談所みたいな登校拒否児が集まる施設に行かされるようになった。

初めはそこに行くのが嫌だったが、
その施設の先生(カウンセラー)の説得により、
何故かある日を境に行くようになる。

でも場所が遠くてね・・・。
無駄なお金を親に使わせてしまったね・・・。
ごめんね・・・。

でもその施設は意外に楽しかった。
すぐに友達が出来た。同じ境遇の子達だからかな。
勿論、普通に俺はその友達と楽しく話せた。

不思議だ・・・。
中学のクラス内ではまったく話せない無口な俺が、
少数のこの施設内では話せるんだからさ・・・。
集団生活が出来なかったんだろうね・・・。


結局、中学校に通ったのは10ヶ月だけ。
後の2年チョイはその施設に通った。
その施設に通っていれば中学校に通ったのと同じ扱いになる。
(言っておくけど中学行かないとタブって留年って話は嘘だからね。
 中学時代にそれ聞かされてビビったけど、それはただの脅しだ。
 義務教育にそんな事はありえないからね。)
そして勿論、その施設でも中学の勉強はする。
しかし、遊び半分、勉強半分だったけどね。
でも、ちゃんと高校受験をし、高校合格する。

余談だけど、その施設で出会ったある友達と今でも付き合いは続いている。


そして一応、中学を卒業した形になる。
ちゃんと中学校の卒業証書は貰った。
まぁ卒業アルバムって言うんだっけ?それは無いけどね。
まぁ中学校生活はしてないのと同じだから無いのは当たり前か。
でも俺の存在ってどうなっていたんだろう・・・。
やっぱ名前も顔も何もかも卒業アルバムからは抹消されていたんだろうね・・・。


・・・と言う訳で、中学時代の話は終わり。

次回は高校時代の話へ続く。


・・・ごめんね。こんなダラダラと長く書いちゃって。


杉 |MAIL

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