悪運と強運

人間生きていく上で運と縁は切っても切れないものである。
しかし切れないものだけになかなか厄介な状況を生んだりする。
面接の際、企業側から二人一組で受けさせられるのだが、
その面接の相方が受ける企業の関連会社でバイトをしてたりすると
話がそっち方面の話題ばかりになってしまい、
こちらは置いてけぼりなんてことになってしまったことがある。
これとは違うパターンでは相方がとてつもなく性格の悪い奴で
人を追い落とそうとしたり人の意見の揚げ足を取ったりと
やたらと不快指数の高い人間と組まされたことがあった。
正直そんな人間と組まされることは運が悪かったとしか言いようが無い。
これは愚痴になってしまうが、こういう面で私は運やツキからは
見放されているのではないかと悲観してしまいたくもなる。
東京というアスファルトとコンクリートの迷宮で悲運を憂いていたが
その後、上京して春から東京で働くことになった友人と会い
不遇を嘆いた自分を少し恥じてしまった。
確かに運は悪いかもしれないが縁には恵まれている。
思い返せば実に気持ちの良い好人物とめぐり合ってきたことかと。
運と縁両方合わされば強力なユニットになるが、
今のところは運と縁のぶつかり合いにしかなっていない。
いつの日にかこの両者が組み合わさることを信じて今は頑張りたいと思う。
2005年03月09日(水)

Dag Soliloquize / tsuyo