| モノの価値 |
一気に三日分の日記を更新ってのは反則なんすかね? まぁ、なにはともあれ届くべきものが届いて ホッとしております。で、ここからが本題。 世の中にはとてもプロの仕事とは思えないものが ようようとして市場に出回っているものです。 中には自分で書いたほうが深く、詳細に書けるような 同人誌に毛の生えたような稚拙なものが堂々と書店に 並んでおり、ちょっとゾッとしてしまうことが 多々あります。もちろん初心者用にわかりやすく 解説している本であればそんなことはないのですが、 いわゆる専門知識を蓄えた人向けに出版している書物が そのような出来であればいささかついている値段に 疑問符を付けたくなってしまいます。 おまけに編集後記を見ると稚拙なペンネームに 自己満足丸出しの後記という私がひどく嫌うタイプだと、 これはもう一般書店に並んでいる方が おかしいと思わざるを得ません。 お客さんが汗水流して働いて稼いだ 貴重なお金を頂くわけですから 公に出版する身としては常にベストを 尽くさねばいけないのですが、 蓋を開けたら素人に毛の生えた マニアなライターの自己満足では お金を頂く資格というものはありません。 書くほうも書くほうなら 出版を許可するほうもするほうです。 書き手と編集者の甘えた癒着で 大金を払わせられる側は大迷惑この上ありません。 やっぱりあれですかねマスコミ講座とかで 型にはめた出版人間ばかりを採用しちゃうから こんなことになっちゃったとか。 まぁ、これは単なる僻みですが、現実問題として 編集者が趣味に走って自己満足で終わってしまっては 本を読む日本人の知的レベルが著しく劣ってしまう恐れが 過分に存在するのでもっと根性入れて編集しやがれと 私は思っているわけです。 村上春樹に「ライ麦畑〜」みたいな変質的な本の訳をさせた 編集者はサリンジャーに詫びを入れてきやがれ! まぁ、私は村上春樹はたいして面白いとは思っていない (むしろウジウジしてて大っ嫌いです)のでこの企画は どうでもよろしいのですが、辻仁成に恋愛小説書かせるのは いい加減やめさせてください。文学の名が泣きます。 (辻仁成は恋愛以外ならキラリと光るものがあるのにねぇ) 隆慶一郎の史実に基づいた歴史小説を読みたいですか? 山田風太郎のクソ真面目な科学的な忍者小説が読みたいですか? 隆慶一郎も山田風太郎も伝奇モノでこそ その才能が生きるのであって編集者は適材適所を もう少し見極めて欲しいものです。 (どっちの作家ももう他界されてしまってますが…)
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2003年09月08日(月)
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