本日も7時起床。 明日は午前11時の飛行機で屋久島を発つ予定なので(午後便は満席で 取れなかった)、本日が実質屋久島最終日。
9時に旅館で頼んでおいた弁当を受け取り、ヤクスギランドに出発。 ちなみに昨日旅館で弁当を依頼した時、「何時に用意すればいいですか?」と聞かれ 「9時」と答えたら、ものすごく怪訝な顔をされた。 たしかに縄文杉を見に行く人達なんかは午前4時とかに弁当を用意してもらうので 9時なんて遅すぎるのかも。 でもそんなに早くは起きられないよ〜。
3年前の訪問時は、直前に来た台風のせいで吊り橋が落ちてしまっているとのことで ヤクスギランドには入れなかった。 この吊り橋、ガイドブックによると「1度に渡れるのは5人まで」と制限されている おそろしい代物。 高所恐怖症の私にとっては鬼門なんだけど、せっかくのスポットなんだし行ってみる。
ヤクスギランドまでの道もかなり細い。 こんな道でバスとすれ違うのは大変なので、帰りはバスにかちあわないように 時間を調整しようと心に誓う。
さて、「ヤクスギランド」なんてちょっと軽めのネーミングだけど、 別にディズニーランドみたいに何か特別の設備があるわけでない。 白谷雲水峡と同様、屋久杉の立ち並ぶ森の中を散策できるようになっている。 ただ、森の入り口にある公衆電話が杉の切り株の形をしていたのがちょっと 凝ってるところかな。
中に入る前に売店で杉を輪切りにして作った花台とこれまた杉で作った人形を購入。 K氏は短冊入れを買っていた。 京都の寺田屋で買った坂本龍馬の短歌が書かれた短冊を飾るらしい。
ヤクスギランドでも体力にあわせて歩けるように、30分から150分まで 様々なコースが設定されていた。 私達は当然150分コース!
歩き始めてすぐに、前の方で何人かの人がもめているのを発見。 どうやら、祖父母、父母、孫(幼児)、母の姉妹というパーティの中、おじいさんと 幼児を連れた母親だけが150分コースに行くのを主張し、それを他のメンバーが 止めているところらしい。 しかし、おじいさんはよれよれっぽいし、幼児はよちよち歩きだし、母親は あろうことかサンダル履きだし、どう考えても30分コースしか耐えられなさそう。 他人事ながら、不安を感じつつ追い抜く。
ところどころ吊り橋を渡りつつ、どんどん奥へと進む。 吊り橋と言っても、かなりしっかりした作りなのであまり揺れない。 でもいつ例の恐ろしい吊り橋が出てくるのかと不安は隠せない。
鬱蒼とした森の中を歩くのって本当に気持ちがいい。 道は30分コースから分岐したあたりから、舗装されていない山道になり歩きにくい。 しかも結構アップダウンが激しいのだ。
周囲の木はどれも背が高い堂々とした木ばかりだけど、その中でも時々 「これは!」と思うほど大きくて立派な杉がある。 そういう木には大抵名前が付けられているから、誰でも同じ印象を持つんだなと思う。 今回見たのは、千年杉、ひげ長老、天柱杉、母子杉、三根杉、仏陀杉、双子杉。
千年杉なんて、普通だったら「千年なんてすごい」と思うところだけど、周囲に 樹齢2000年以上の木がたくさんあるので「結構若いじゃない」って思ってしまう。 天柱杉は、その名の通り、天にむかってまっすぐに立ってるすごく背の高い杉。 これが1番気に入ったかな。
仏陀杉を見た後、少し脇道に逸れて川原に降りて行き、川辺の大きな石の上でお弁当。 もうこれがうまいの何のって。 ただでさえ外で食べるお弁当はおいしいのに、その上運動した後だし、 空気もいいし。
結局、いくつか吊り橋を渡ったけれど、どれもそんなに怖い橋じゃなかった。 どうやら、前回壊れた後にきちんとした橋に作り替えたみたい。 これは高所恐怖症仲間には朗報ですな。
そう言えば、駐車場には結構車があったのに、森の中ではほとんど人に会わなかった。 白谷雲水峡と違って、順路が往復する形でなく巡回型だからかな。
ヤクスギランドを出た後、車で紀元杉を見に行く。 この紀元杉が名前のついた屋久杉の中で1番簡単に見ることのできる杉と言われてる。 何と言っても車で行けるところに生えてるからね。
この後、急いで山を下りて旅館の近くで見つけた喫茶店に向かう。 本当は昨日行くはずだったのに、昼寝してしまった結果行けなかったのだ。 なぜなら閉店が5時なのに起きたのも5時だったから!
道中、またしても道路際でのみ取りをしている猿たちを見ながらお目当ての 「茶房ギャラリー杉の舎」へ。 喫茶室と杉細工のギャラリーが併設されたすごくおしゃれな店だった。 喫茶室はすごく大きな杉の切り株でテーブルと椅子が作ってあっていい雰囲気。 そして、ギャラリーの方で売ってた杉細工がすごくよかった。 屋久島ではどこでも杉細工が売ってるけど、どこで見た物よりも1番素敵。
コーヒーとグリーンティーをそれぞれ飲んだ後、杉細工を吟味。 迷った末、スプーン、菜箸、キーホルダー、勾玉ネックレスを購入。 どうやら、ここでは箸作りの体験教室もやっているらしい。 今回は時間がなくて出来なかったけど、次に来た時には絶対チャレンジしたいな。
一休みしたので、今度は昨日行った土産物屋を訪れて苔を引き取る。 ちゃんと新聞紙をぬらして巻いておいてくれたので、何とか帰るまではもつだろう。
そして、とうとうレンタカー屋で車を返却し、宿まで送ってもらう。 あー、これで屋久島での旅程が全て終わってしまった・・・。 何だか寂しい気持ち。
でも1日短くなったとは言え、なかなか充実した旅だった。
・・・と思わずまとめに入ってみたが、実を言うと明日と明後日は鹿児島観光が 残ってるのでまだ旅行は終わらないのでした。
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