朝7時起床。うーん、毎日早起きだ〜。 本日はシュノーケリングをやる予定。
3年前屋久島に来た時は、縄文杉も白谷雲水峡も行けたけど、 シュノーケリングの日だけ大雨で断念したのだ。 だから今回は3年越しのリベンジというわけ。
事前にHPでスクールを予約しておいたのだが、8日に予約していたため 一度はキャンセルした。 その後無事に着いたので、スライドさせてもらったのだった。
9時にスクールの人が旅館に出迎えに来てくれた。 真っ黒の日焼け、茶髪、黒いサングラスと一瞬ぎょっとするスタイル。 でも話をしてみるとすごくいい人だった。
ポイントに移動する途中、ショッピングセンターで昼食と飲み物を購入。 インストラクターさんはバナナを買おうとしたけど店頭にない。 店員さんに聞くと、ずっと欠航してた船が今朝から動くようになったので 今やっと届いたとのこと。 「キャベツなんて久々に見たよ」という店員さんの言葉に島の生活の過酷さを 見た気が・・・。
移動中、インストラクターさんから、島に住む70歳くらいのおじいさんが 「今まで生きてきた中で最強の台風が一週間おきに来た」と言ってたと聞いた。 言われてみれば道沿いでトヨタレンタカーの事務所が吹き飛んで、 仮社屋になっているのも見えた。 しかも、信号機がどれも点滅状態になってるので何故かと思ってたら、 どうやら台風で全ておかしくなってしまったらしい。 本当に今年は台風の当たり年だったのね。
そんな光景を見つつ、いったん事務所に寄って手続をする。 シーズー犬がいたので寄っていったら、何と私をスルーしてK氏の方ばっかり見てる。 さすがメス! そんなに男の方がいいのか〜?! 普段はどんな動物たちも私の方に寄ってくるのに。ちょっと屈辱。
ポイントに着くと、同じように観光客とインストラクターの組み合わせがちらほら。 でも皆ダイビングをやるようで、シュノーケリングは私達だけだった。
さて、ここで意外な発見。 私が遙か昔シュノーケリングをした時は、水着の上にライフジャケットを着せられた。 しかし今回はウェットスーツを着せられたけど、どこにもライフジャケットが 見あたらない。 聞いてみると、何とウェットスーツ自体が浮くらしい。 でも何を隠そう、完全にカナヅチのこの私、そんなこと言われてもやっぱり怖い。 しかも、「そのままじゃ浮きすぎるから」と腰に重りもつけられた。 普通の人は浮くかもしれないけど私はダメかも・・・とすごく心配しつつ 海に入ってみると。
あら不思議。 ぷかぷか浮きますよ! シュノーケルをつけてるから息は出来るし、沈む心配はないしとっても快適。 技術って進むのね・・・。
陸から数メートル海に進んだだけで魚が泳いでるのが見え始め、 進めば進むほど魚の大群が。 ニモでお馴染みクマノミや、エンゼルフィッシュ、名前はわからないけど 水族館で見たことのあるようなきれいな熱帯魚がたくさんたくさんいる。 感動して思わず声を出し、何度か塩水を飲んでしまった。
シュノーケリングの場合海面を浮いているから、沖の方に行くと海底にいる魚との 距離は遠くなってしまう。 そこで、ジャックナイフと言う技法を教えてもらった。 要はいったん体をおりまげてお尻を上の方にもちあげてその反動で 海底に潜る方法。 でもこれがとても難しい。 なまじウェットスーツが浮くもんだからなかなか潜ることが出来ない。 インストラクターさんの手助けを受けてやっと一度潜れたけれど、そしたら すごい水圧で耳が痛くなってしまった。
30分ほど魚を見てからいったん陸へ。 泳いでいる時には気が付かなかったけど、陸にあがるとかなり体が疲れている。 でもあまりにきれいな魚たちを見たせいで気持ちは興奮して躁状態。
ここでインストラクターさんから、体験ダイビングをやらないかと勧められる。 昔からやりたいと思いつつカナヅチだから諦めてたダイビング。 でも、数年前からどんどんいい機材が開発されて、体力や泳力がなくても 出来るようになり、今では定年後の夫婦なども気軽に始められるスポーツに なっているらしい。
しかもインストラクターさんの殺し文句。 「シュノーケリングでそんなに感動したんだったら、ダイビングはその10倍 楽しめますよ。」
・・・そんなこと言われたらやっちゃうじゃないですか。
インストラクターさんからバナナをもらって食べたら体力もかなり回復。 さすがプロの買う物は違う。 私達が買ったおにぎりなんかよりずっと疲れた体にぴったりだった。
さて、栄養補給も出来たところで今度はダイビング。 ボンベは15�圓發△辰討海譴鬚�ついで海に入るのは結構大変。 しかも、背負ってるものが重いもんだから、海に浮こうとしてもすぐに 仰向けになってしまい、暫くは下を向いて浮いている練習をする。
その後、再度沖の方へ・・・。
インストラクターさんの言葉は嘘じゃなかった!
いや、10倍どころか100倍いいよ!
外から見るだけでも楽しい水族館の、その中に入っているようなものだもの。 魚って意外に人が来ても全然気にしない。 動物だったら、人間が寄ってきたら逃げるけど、魚って全く気にせずに むしろ寄ってきたりする。
ふと気が付くとキラキラ光る小さな魚の大群に巻き込まれてた。 あまりのきれいさに目を奪われてたら、インストラクターさんがキビナゴだと 教えてくれた。 刺身や天ぷらでおいしいあのキビナゴがこんなにきれいだとは・・・。
海底にはバスケットボールくらいの大きさのウニがごろごろしてた。 岩の間に隠れてるシャコ貝は、インストラクターさんが棒でつつくと すごく強い力で蓋を閉じようとした。 間違って手を突っ込んじゃったらちょっと危険。
イソギンチャクの中に隠れてるキュートなクマノミとか、岩にきれいな花が 咲いているように見えるのに、触ると一気に花みたいに見えた部分がひっこんでしまう 謎の動物とか、見どころたくさん。
私は残念ながら見逃したけど、K氏はヘラに体を掃除して貰って恍惚としている ハリセンボンと凶悪な顔のウツボを見たらしい。
それから、深い海の底(と言っても10メートルほどしか潜ってないけど)から 上を見上げると、海面が日光を受けてキラキラ光ってて不思議な感じがした。 普通に泳げる人なら何でもないことなのかもしれないけど、いかんせん 自力で水の中に潜るなんてことをしたことがないので、とても感動した。
そんなあまりに夢のような光景に、思わず息をするのを忘れてしまい、 気が付いたら苦しくなっていて急いで深く深呼吸したりもした。
そんなことしてたせいか最後の方はかなりバテバテ。 上陸した後は余計にボンベが肩に重くのしかかり疲れた。 何と40分も海の中にいたみたい。
本当に本当に楽しかった。 もう絶対ライセンス取る! 今回のインストラクターさんはとてもいい人で教えるのも上手だったので 出来たら屋久島で取りたいなあ。 ちなみに屋久島って日本で1番魚の種類が多いんだそう。 熱帯の魚と温帯の魚と両方が見られるかららしい。 そんな素敵な場所でライセンス取ったら楽しそうじゃないですか。
また1つやりたいことが増えちゃったなあ。
事務所に戻ってシャワーを浴びて着替えた後、屋久島で1番有名という カレー&ラーメンの店に送ってもらう。 K氏が屋久島ラーメン(屋久島名物の鯖が入ってる)、私がチーズカレーを注文。 どちらも美味でした。 ちなみにK氏は今回の旅行で既に4杯もラーメンを食べている。 初日の昼と夜(中華のコースの最後にラーメンが出た)、昨日の昼と本日。
いったん部屋に戻って一休みしようとしたら、またしてもぐっすり眠ってしまった! 今度はK氏のみならず私も。 やっぱり泳ぐと疲れるわ。
起きてみるともう5時だった。 急いでおみやげ屋さんに向かう。 ここで念願の苔購入。 前回も同じ店で植物を買ったけど結局枯れてしまったので今回は絶対枯らさないぞ! 店員さんと植物の話で盛り上がり、帰るのが明後日の午前中だと言ったら 明日までは預かって水をやっておいてくれると言ってくれた。 しかも、明日の閉店時間に間に合わなければ、宿まで届けてくれるとまで。 ありがたくお願いすることにする。
いやはや、1日がシュノーケリングとダイビングで終わったけれど本当に充実して 楽しい日だった。 興奮してたせいかこの日は泳いでる夢を見た。
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