日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2004年10月13日(水) パリ3日目 パリで動物園



今日はいきなり写真でごめんなさい。この写真気にいっているのです。
これはウ゛ァンサンヌの森の湖で、つりをするおじさんたち。何が釣れるのかな。訊いてみたかったけれど、にっこり笑顔でボンジュールしか言えなかった。

この日は、パリのはずれ、ウ゛ァンサンヌの森の動物園へやって来たのです。おいしいパンでも買って、ピクニック気分で!と思っていたのですが、やっぱりとても寒くて雨まで降り出して、とうてい動物園日和とは言い難い日でした。
切符を買って中に入っても、なんとなくがらんとしていて、寂しい雰囲気。どうしよう、動物全然いなかったら…。そんな不安がつのります。。。

けれども雨も次第に上がり、ロバみたいのや、象、シマウマ、ペンギン、ペリカン、アザラシなんかがひょっこりひょっこり現れて、そうやって何かが現れるたびに楽しくなってきました。ライオンやカバやトラなんかの、派手な動物はいなかったけれどね。でも幼稚園か小学校の団体の子どもたちがわいわいやって来たりして、わたしたちの気分ものってきました。

ずんずん進んで行くと、巨大な岩山がありました。
何これ…中に入れるみたいだよ…。
おそるおそる近付いていくと、動物園の職員のおにいさんに呼び止められました。優しそうなおにいさんです。が、何を言っているのかわかりません…。わたしたちの頭の上に、おそらく大きなクエスチョンマークを見たであろうおにいさんは、英語を交えて話し出しました。それでもクエスチョンマークの消えないわたしたち(情けなし…)。
どうやらこの岩山というか、洞窟(造りものなんだけれどね)の進み方を教えて下さっているというのはわかりました。結局途中まで、そのおにいさんが連れて行ってくれました。優しいです。この旅で出逢ったひとの中でいちばん優しいです。おにいさんは洞窟の奥の、階段が始まるところまで来てストップ。
ここからは頑張って昇ってみて。とっても大変だけれど、上まで昇れば、パリをきれいに見渡せるよ。
おにいさんはそう言って(たぶんね)、笑顔で去ってゆきました。

わたしたちは、暗い階段を、ぐるぐるぐるぐる、昇ってゆきました。
だんだん太もものあたりが張ってきました。苦しいよー…まだかなぁ、まだ終わらないのかなぁ…。


そう思っていたら光が差し込んできて、「着いたぁ〜」と、前を行くひとみちゃんの声。
わぁ!良い眺め!ずいぶん遠くまで景色が見渡せます。
うわ〜頑張って昇った甲斐があったねぇ。やっぱりパリは建物の高さがほぼ同じに造られているというだけあって、日本の都会とは全然違った景色。きれいです。ちょっと京都みたいかもね。
あ、あれは学校かな。あの家はお城みたい。あっち側は森だね。向こうの空は晴れてるよ。車も多いねぇ。
ひとしきり楽しんで、写真もたくさん撮って、さぁ、降りようか。

降りる途中で、さっきのおにいさんにまた遭遇。どう?大変だったでしょ?でもきれいだったでしょ?!(たぶんそう言ってた…たぶんね…)とにっこり。他の職員さんも皆笑顔で、わたしたちも嬉しくなります。



外へ出ると、青空は動物園の上にも広がってきて、とても良い陽気です。今昇ってきた岩山の裏側へ出て、また驚くことが。だってその岩山の斜面に、何か動物がいっぱいいるんだもの!「えぇーっ」と何度も叫んでしまいました…。動物、この写真でわかるかな。→

意外にも動物園は広くて、まだ続きます。
突然くじゃくが歩いてきたり!追いかけてしまいました。

あと、お父さんが子どもを連れてきているという人たちが何人もいたのは素敵でした。どのお父さんも優しそう。ちびっこたちもうれしそう。いいなぁ。
子どもほったらかしでサルに夢中のお父さんもいたけれど(笑)。

楽しかったです動物園!そして外の湖の辺りも。
観光客なんて殆どいない、本当に地元の人々がゆっくり楽しみに来ているような場所なのです。
わたしたちも言葉は通じなくても、目と目を合わせてにっこりし合える素敵な場所でした。


午後は買い物。
そしてこの日は今回の旅、最後の夜です。夕方ホテルの近くの小さなパン屋さん(ケーキも売ってる)でいちごのタルトを買って帰りました。
このタルト、この旅で食べたものの中で、いっちばんおいしかったです。すごくシンプルなんだけれど、苺も、カスタードのクリームも、タルトの生地もほんとうにおいしかった!また食べたいなぁ。本当に、町の小さなパン屋さんという感じなんだけれどね。感動しました。
そうそうケーキ、店のおじさんはとても器用に、ささっと三角に包んでくれるのです。可愛いでしょう。是非まねしたい。


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