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| 2002年02月28日(木) |
女心は、複雑よの〜恋ノチカラ〜 |
なんと、あの籐子の元彼がミラノから一時帰国するという。それは、籐子が同居している春菜の兄・勇祐(谷原章介)。3年ぶりに会わないか?と、空港から寝起きの籐子に電話があったのだ。春菜と貫井のデート中の会話。
春菜「普通は振られた人になんて、もう二度と会いたくないと思うもんでしょ?なのに、 籐子さんはきれいになろうと努力してる。」 貫井「それは、本宮がまだお兄さんを忘れてないんじゃ・・・」 春菜「やっぱりー?」 貫井「それ以外考えられない。」
なんだ、この2人の会話は!!かわいくて笑ってしまう。女心はそう簡単じゃないのよ!籐子が1週間後の勇祐との会食までにダイエットしているのは、大好きなお酒も1滴も飲まないのは、全て「別れた女と久し振りに会って、惜しいことした」と思わせるくらいじゃないと、やってらんない!っていう気持ちなんだよ。それに別れたからって、『二度と会いたくない』『会う必要もない』と思う相手もいれば、「どうしてるかしら?」なんて会える人だってたくさんいるのだ。 ちなみにダイエット成功!勇祐に「あの頃のままだね」と言われた籐子は、テーブルの下で、「勝った!」ってガッツするんだよ。そうでなくっちゃ。
ダイエット中の本宮を最初「理由もわからないのに物、食わないなんて考えられねぇ」と心配していた事務所の3人。ランチも外食せず、テイクアウトして籐子の前に3人並んで食べる。理由は知らずとも、すでにからかってるとしか思えない構図。ベランダに走って空気を吸い、「お願い、誘惑しないで」と、籐子。もっと違う場面で使う台詞だよぉ。おかしいね。ダイエットのことが春菜から貫井にばれてるとも知らず・・・。「しまったーー。口止めするの忘れてた。」うなだれる、籐子。 坂口・堤・西村がうれしそうにシュークリームほうばってる図、かなりおかしい。うまいねぇ。
一方、恋の話。春菜はウキウキ、兄に「籐子さんは運命の人だったんだ」と言う。兄は「出会ってすぐひらめくっていう感じじゃなく、段々そばにいるのが当り前になってた」と、籐子のことを言う。春菜は以前友達に仲良し過ぎる籐子と貫井のことを相談していて「でも、男と女は仲良しになったら、一生恋人になれないって」・・・・「それは、女側の意見じゃないのか?」さらりと兄にかわされる。兄・勇祐は夏に彼女と別れてから籐子とやり直せないかと考えていたらしい。 会食の日。「結婚しないの?」と勇祐に言った籐子は、彼に切り出される。「彼女とは別れたんだ。夏に彼女と別れてからずっと考えてた。正直に白状すると、彼女と付き合ってるときは考えなかった。でも、1人になってから、籐子との時間を大切に思い出していた。」彼女がいると思っている元彼とご飯食べてて、別れたとか言われて、しかもプロポーズまでされて、そりゃ、世界の音も止まるわな。
翌日、木村に「もう、その後頭真っ白、なーんも覚えてない」ってあったこと話す。もちろん、口止めする。でも、籐子本人の前でべらべらしゃべってる3人。「口止めしたのにぃーー。」このあたりの台詞のつながり、ありきたりだけど、押さえておいてほしい感じで満足。
なんやかんやで例の4人と春菜と勇祐とで飲むことになった。なにやら貫井は機嫌が悪い。おーい、おこちゃま!スマートな元彼、そして2人には昔つきあっていただけに空気がある。「2人にしてあげないと」と配慮して、春菜は貫井の事務所を見たいと言う。(ここで籐子の席は貫井さんがよく見えること知っちゃうのね)片や、同じ思いで別に帰った籐子と勇祐。勇祐は言う「へー、春菜と?おれはまた、貫井さんは籐子と付き合ってるのかと思った。」勇祐はまた彼らの空気感を読んでいたのねぇ。
勇祐は25歳のプロポーズ時は、子供だったけど今ならわかる、と「今の仕事が籐子がしたかった仕事なのかな?ならいいけど。」でも、プロポーズは本気だよ、と言う。
籐子は困る。真季に「嫌いじゃない、気心知れてる、家族とも仲良し、海外勤務。」「仕事って・・・居ても居なくても同じ、現実を見ろ!つべこべ言わずに結婚しろ!」って言われる。うーん、いい友情です。ずけずけここまで言えて。事務所ではムードが勝手に高まり、吉武にも「いつつぶれるかわからない事務所にいるより幸せですよ」と言われ。また、おうちにまねかれたら、もう、木野花さんが普通の母なの!「ミラノに行く前に教えてあげるわ」とラザニアを勇祐に取りわける籐子に言う。児玉父は「あせらないで」って籐子本意な意見を述べてくれるけど、籐子本人も、もうわかんなくなってる。最初は、振られた彼にみっともないとこみせられないわ!ってキレイになろうとしてただけなのに、なんだい?この展開は?確かにここは気心知れて居心地いいかも。彼のことも恋してるかどうかなんて急にわかんないけど、嫌いじゃないし・・・。仕事も・・・彼らと違って、私なんて必要なわけじゃない。
事務所で考えようとしたら、そこに貫井が残業してた。最初は上手くいえない貫井も、遠慮すんな、って意味で「お前の好きなようにすればいいんだよ。好きな場所で、好きなやつと、好きなように生きればいい。おれはそれを・・・おれたちはそれを望んでいる。自分の幸せだけを考えろ。」
翌日、ミラノに帰る勇祐を見送りながらバイク便を忘れてたことを思い出し、事務所に電話する。上手く指示が通らなくて、向こうでゴチャゴチャしてるのが聞こえる。昨夜、貫井が言った言葉が浮かぶ。籐子はチケットカウンターの勇祐を見る。「好きな場所で、好きなやつと」彼となの?・・・・チェックインをすませたあと。「あせらないでいい。待ってる。今度こそ待ってる。」と彼は言った。離れていく後姿に「待たないで!」と彼女は叫んだ。「待たないで、お願い、私、ここで答えだすから。」
「私、行かない。ミラノには行かない。勇祐とは結婚できない。あそこに居たいの。私なんて居ても居なくても同じなの、あの事務所は。私なんて必要としてない。でも、そんなことはどうでもよくて、必要とされてるかどうかじゃなくて、ただ、私があそこに居たいの。あそこが必要なの。」 「後悔してるんだろ?って言ったよね。正直に白状しちゃう。めちゃめちゃ後悔してた。あれから、ほんと、ろくなことなくて、なんで25の時に素直に結婚しとかなかったんだろーって、心の底から後悔してた。でもね、ある人に言われたの。『後悔するやつは、どんな答えを選んでも後悔する。結婚してたって、同じことだ』って。すごくむかついたけど、図星だったかもしれない。だけど今度は、絶対に後悔しない。私、後悔しないから、だから、だから、ありがとう。」
頭をさげる彼女。精一杯のありがとうを込めて。彼女の告白を複雑な表情で聞いていた彼。何を思うのか・・・。切なそうに彼女を見た後、力強く前を見つめる。彼女の頭越しに。そして、振り返らず行ってしまう。 飛行機を見送る彼女の顔は晴れ晴れしていた。あの日、食べそこなったシュークリームを買って、事務所に帰った。
事務所でシューを「うまい、うますぎる」と泣きながら食べる彼女。振られたと勘違いする3人の男たち。そして、バーへ。いつものバーで言い合う、貫井「そんなことありえない」籐子「私が振ったんです」、その2人を楽しげに見る木村と吉武。いいなぁ、あの会社。つぶれそうだけど。・・・・「ありえない」よ、なんか、あのアットホーム感。あの、みんなが真剣でみんながそれぞれの『仕事』をしている。みんながお互いを認めている。でも、それは、籐子さんだからなんだよね。
( 男心も複雑っていうか、わからない。そんなことなら、ミラノから籐子に連絡つけとけばよかったのに。貫井さんも、あんなにおこちゃまな態度に出ながら、まだ籐子のこと意識してること気付いてないし。籐子は?4人の事務所に居たいのは山々だけど、(私も居たいさ)貫井さんが居るから、って、それが恋かどうかわからなくても、それは気がついたよね? )
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