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| 2002年01月30日(水) |
ロング・ラブレターは、今 |
すごいことになってますね。「漂流教室」・・・原作は怖そうで読んだ事ないんですけど、「原作みたいには殺しあいません。」と、窪塚くんが答えてたので、よかった、よかった。
番組宣伝の間は、私は、「何度もめぐり合う2人」という言葉が気になっていて、最初の出会いから携帯を落として連絡がつかなくなる窪塚と常盤ちゃんは、その後も、出会っては別れるのかと思ってた。どうやってそういうシチュエーションをつくるのかな?って思ってたら、おいおい、学校ごと、近未来へ吹き飛んでしまったのね。で、今のところ、窪塚と常盤ちゃんが残った生徒を守るためにいるわけで、2人が離れ離れには、一瞬なっても、徐々に近づいている感じがする。「何度もめぐり合う2人」って言ってたと思うんだけど、どういう意味だったんだろう。
でも、とにかく不思議だよね。何が起こってタイムワープみたいなことになってしまったんだろう。そして、その20年くらいの間に、あの荒廃を招いた人類は、何をやらかしたんだろう。それを止めるための、学校のワープなのかな?
常盤ちゃん父、大杉漣が、「声が聞こえる!」娘がピンチに陥っている、助けを求めている声が聞こえた。実際に彼らが居た現代でホテルの一室であったところの未来でまさに、常盤ちゃんは、暴徒になった教師に殺されかけている。父は、娘がかつて生徒と向かい合った真実でもある栓抜きをホテルの壁に埋める。それが常盤ちゃんの手に届き、彼女は災難をまぬがれる。その時、一緒にいた男子生徒は、父と一緒に埋めるのを手伝った、女子生徒の声を聴いている。投げ飛ばされて、気絶している生徒が目を覚ますまでみていた夢は、まさに、その父たちの光景。念じれば届く。信じれば思いは届くっていうこと?
それにしても、関谷先生の壊れかたは尋常ではない。でも彼女、中島宏海、昔よりキレイになってるよね。そしてカバチタレ!弟・ジャーニーズ山下、かわいいね。ナマイキな役だけど、関谷先生がいれこんじゃうのもわからないでもないかも?でも、火、つけんなよ!後先考えない女だなぁ。購買部のパンだって、いつまで持つんだよ!女王様でいられるのもそれまででっせ。そうか、そんなだから現代で借金まみれになるのか・・・。
で、関谷の天敵の女子生徒。3人のうち2人は飛ばされてたんだね。彼女らの暴君ぶりが始まるのかと思いきや、なんと、伝説をつくっていたマッシュ先生こと常盤チャンが意外なところで、押さえになるのかな?
いずれにしても、まだ別に人間がいて、高校の食料と女子を狙っているらしい。彼らも飛ばされてきた人類か?それとも生き残った人類か?来週、どうなるのかね?
「今を生きろ!」黒板にずっと書きつづけられている、浅海先生(窪塚)の文字。先への希望を捨てずに生きるためには、長期遠大計画を立て、それにみなが賛同し耐える、もしくは、楽しむくらいにならないといけない。「未来が続かないなんて考えてなかった。どうしてあの時、好きって言わなかったんだろう。」意固地になったことを後悔している男子生徒を見ながら、浅海は考える。三崎先生(マッシュ常盤)との最初の出会いを続けられなかった後悔。「今を生きろ!」長期戦をにらみながら、今日を精一杯生きることでしか未来へつながらない今。浅海は「おれ、君のこと好きだから。」と告白はする。「でも、今は、生徒のファーザーでいなきゃいけないから、関係を進める事は好ましくない」その決意は、それが彼にとって今、一番の「今を生きる」なんだろう。(来週の放送で起きることで、また変わるかもしれないけど、だって「今」だからね。)それを聞いて生徒たちに三崎は「告白された、で、振られた。」なんか切ないのにおかしくて、素敵な光景。
どうなっていくんだろうね。帰って来られるんだろうか?しかも、未来の荒廃を防ぐ手段をおみやげに。あのエンディングの映像は、再会するまでの浅海と三崎たちの時間?それともこの後?手紙をポストに入れる三崎。郵便受けを気にする浅海。あの手紙がラブレター?ロング・ラブレターって、長い時を経てやっと手に渡るってこと?それとも、2人には、ラブレターに語るべき、長い長い話があるってこと?
それにしても、窪塚洋介。いい顔になってきた。もちろん、佐伯哲也の時の顔もいいよ。歩の顔も。リップスティックの天才も。でも、天性の力が強く味方していて、それぞれの役柄に彼がはまった、っていう感が強い。それは、それですごいことなんだけど。でも、そういう役しかできなくなるんじゃ?と、心配していたけど、彼はその天性の力を自分の意志で味方につけて、今、すこーんと世俗から更に抜けた感じでやれてる気がする。それは、彼が、急にちやほやされ始めた頃「旬の男」というのを嫌って、少し迷子になるかもしれなかった頃、幾つかの映画と出会った事が、いい作用をしたのかしら、と思う。誰を演じても、窪塚洋介が出たとして、それは一向に構わない。そういうタイプの役者なのだ。まだ映画を観ていないので「GO!」とか観るの、すっごい楽しみ。窪塚、いいよ、窪塚。
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