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2005年07月17日(日) 自分の(内心の)言葉遣いが恥ずかしくなる

 昨日は楽しい休日でしたが、今日はツライお仕事の日でした。まー今までの派遣仕事では一番イイ時給なので、それだけで耐えている感じ。
 昼休み、ここ数日は図書館から借りた片岡義男の短編集『甘く優しい短篇小説』というのを読んでいるのですが。この本に出てくる登場人物が皆とても品がいいというか、まぁ気取っているとも言えるんだけど。でも、なんつーか、とっても優雅なんですわ、会話が。もうね、別世界です。私は一応、電話で応対のときは、そりゃー丁寧な言葉遣いを心がけてますが、当然ながらアッタマくるお客さんもいます。そーゆーときは電話切った後で、心の中で「ったくもう、好き勝手なことウダウダ言いやがって!」と罵詈雑言をはいてます。あくまで心の中で、ですが。しかし、この短編集読んでると、なんか「スイマセン下品で」って頭を垂れる感じです。

 昨日、シネリーブル博多駅で観た、ウディ・アレンの映画『メリンダとメリンダ』。ちょっと話がややこしいと言えば、ややこしい。劇中劇みたいな形で、「悲劇」と「喜劇」が交互に展開していく映画なんですが。(だからという訳ではないですが、寝不足だった私は中盤で爆睡。とほほ。)主人公はどちらも「バツイチの30代女性、メリンダ」なのですが、もう明らかに「悲劇」バージョンのメリンダは”不幸オーラ”が漂ってるんですよ。パンフレットの辛酸なめ子さんのイラストがまた秀逸で「あー、そうそうそう!」と声あげそうになるくらい的確! 反面教師になりました。でもなー。ウディ・アレンがあからさまに「喜劇」バージョンのメリンダが好みなんだろうなーというのも、どうだか。あ、ちなみに今回、ウディ・アレン自身は登場しておりません。
 昨日の映画を観て、つくづく思ったことは「ひょっこりひょうたん島」の歌詞のようなことでした。やっぱツライときでも、とりあえず笑っとけー!みたいな感じ。「笑う門には福来る」というのは一理あると思う、今日この頃。やっぱ女は”不幸オーラ”をまとっちゃイカンね。コワイもんね。気を付けようっと.....。


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